kkdaiyaの映画、ミリタリー・ハイテク小説

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映画 エイリアン コヴェナント

2017年09月16日 | 映画評価
エイリアン コヴェナント 吉祥寺オデオン座 2017/9/15
封切りの日に見ました。女性の方が結構いたのには驚きました。
全くストーリーの概要を知らずに見ると、内容を把握するのが困難です。
新(コブェナント号搭乗)、旧(プロメテウス号搭乗)のアンドロイドの戦いになります。旧アンドロイドがエイリアンのもとを作成したことになります。
ですがほとんど西洋版ホラー映画になっており、特に外宇宙惑星でのシチュエーションが必要なのか疑問がわいてきます。
SFとしての心意気がありません。
演出内容もこれまでのエイリアンシリーズと似ており新鮮味に欠けます。
リドリー・スコット監督はエイリアン1やブレードランナーで有名ですが、歳のせいか作製内容が劣化していると思います。
完全なB級映画になってしまいました。評価は5点中2点ですね。見直して3点でしょうか。
追記: よく考えるとこの映画はエイリアン1の前日譚になる時代(2104年)で、エイリアン1ノストロモ号(2122年)の前になるわけです。クルーが少しおバカなのもそのせいかもしれません。エイリアン1での惑星(LV426)と本映画の舞台は違っていて、エンジニアの星と言われる惑星らしいです。プロメテウス号(2093年)の惑星はLV223です。前作プロメテウスではLV223からリング型の新宇宙船でエンジニアの星へ移動するところがエンディングでした。時間軸を整理して考えると、コブェナント号とノストロモ号との間が埋まることが必要です。エイリアン1との関連が今後の続編で明らかになるかもしれません。その時には評価が変わるかもしれません。
追記2:見直しのためアマゾンでプロメテウスも見ました。これもよくわからない映画ですが、今回のコブェナント号に繋がるのでしょうか。
追記3:いつものシーンですが、隊員が探索隊を組織して未知の建造物や宇宙船に向かう時、母船のクルーはコーヒー飲んで普通の格好でくつろいでいて、探索隊に急変が起こると大慌てで対応するという不思議な状況です。少なくとも何か起こってもすぐに対応できるよう宇宙服ぐらい来ていてよいのでは?と思いますが。また探索隊では1~2人が離れて勝手に行動するとういのもお決まりのパターンで、結局襲われていなくなってしまいます。

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