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ましたました。

61日目  [ 阿寒~足寄~]

2005年06月30日 | 北ニホン / ~05.07.22
2005,06,30

昨夜は道の駅阿寒でした。おはよう。いい天気だ。
最近、朝の準備をしながら、テレビを見ることを覚えた。見るのは専らズームイン朝である。朝のワイドショーはお手軽情報源だ。
しかし、テレビをつけるとどうにも消せない性分で、だらだらと時間が過ぎていった。

出発したのは10時頃。阿寒湖畔へ向かうが、あんなにいい天気が一転、小雨が降り出す。
アイヌコタンに着いてもやまない雨。少し歩いて、やる気がでないことを再確認してから阿寒湖をあとにする。
まりもも見たことあるからいいもーん。
オツギはオンネトー。湖なのだが、ありえないほどの青さを誇るそれは、光の加減で色を変えるらしい。
ボクが行った時は、まだ霧のような小雨が降っていたうえ、昼前で光の向きがよくなかった。
肉眼では青く見えるのだが、写真には収まらなかったよ、残念。

そうそう、これからの予定として、あと2週間は時間が余る計算になってしまうので、できるだけ1日に走る分を減らす為、制限速度並で走ったり、いろんなところに寄ってみたりするのだが、マッタク時間がつぶせない。
しかし、なんて贅沢な悩みなんだ!旅に出られない方々に申し訳ないが、時間が余っているのれす。

オンネトーもしかと見たし、あっという間に足寄へつく。
足寄の道の駅、銀河なんちゃらホールは、鉄道の足寄駅と一緒になっている。
駅のホーム手前に千春(松山)のポスター。彼がうまれたまちだそう。
それだけなのにこの持ち上げよう。千春もきっと照れくさかろう。
千春に興味があるわけでもないので、足寄は何もすることがない。
仕方なく、南へ向かった。
帯広に向かう途中、士幌のあたりにぽつんとあるもみじ丼(鹿)やアイスクリームが売っているところへ寄る。ソフトクリームが食べたかったのだ。
外のベンチに座り一人でソフトクリームを舐めていると、建物の中からおっちゃんが出てきた。
外に置いてあったハーレーの持ち主だ。
旅の話をしていると、建物の中から続々とおっちゃんライダーが出てくる。
4人は京都から来ている消防士ライダーであった。
消防士は意外と休みが取れるらしく、1週間の北海道の旅だそうだ。
今からどうするか、という話になったので、超時間をかけて帯広まで行く予定だと伝えると、消防士ライダー等は士幌のナイタイ高原へ行くらしく、一緒にどうや、とお誘いを受けたのでご一緒させていただくことに。
4人のライダーに続き運転する。なんだか楽しくて笑えてくるぞ。一人でニヤニヤしながらナイタイ高原到着。
ここはすごい眺め!オススメの場所です。展望台では牛乳をご馳走していただいたり、写真を一緒に撮ったり、かわるがわるバイクに乗せてもらったり。
彼等はおもしろい。みんながみんな一気に喋るもんだから、誰の話を聞いて誰にこたえたらいいのか困る。そして関西魂、笑いのレベルを気にしている。それ自体笑えるのだ。
かなりのんびり過ごし、この先の予定を話していると、彼等が泊まるホテルで食事を誘われちゃった!!
お言葉に甘えさせていただき、同行する。
食事にはお風呂もついてくるらしく、のんびり十勝川温泉に浸かり、十勝牛のしゃぶしゃぶ(!!)を頂く。
「なんなら泊まっていったらどうや」。
なんですって!?旅している分際でそんなことが許されるのか…。
と、思いつつもせっかくだし、素直にお世話になりますっ!ありがとうございます!
ん~、こんなにいい思いをすると無性にこわくなるのは小心者だからなのか、皆そうなのか。
別にこんないい思いができるからではなくて、ひととの出会いっていうのは、どうしてこう気持ちがあったかいんでしょうね。
今は何もできないヒヨッコだが、いつか何かできればいい。
まずは、4人のパパと一緒にツーリング行けるようになるぞー!


昨日の走行キョリは220キロである。
我輩はハシリスギである。うん。
コメント (5)
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