日本の景観を探る

幼い頃、見た自然の風景、山、川、野、樹木、草花を求め歩き、今も残る季節の風情を、田舎の集落に探し,その記録を残す。

犬山城を見てきた(2)

2011-10-04 06:31:53 | 11年夏の思い出


国宝と呼ばれる城は、現在日本には四城ある、彦根城・姫路城・松本城そしてこの犬山城だ。

この四城の中でも、もっとも古い城との事。

自分は、この犬山城以外では、多分松本城を仰いだ記憶があるが、朦朧(盲老この字は適格)した為か、
確かではなくなった?。

この犬山城、パンフによれば、天文6年(1537年)に織田信長の叔父にあたる
織田与次郎信康によって創られた事。

その後戦国時代に、大阪から秀吉が入り、その後尾張藩の成瀬家が代々引き継いできたとの事。



写真は、お城の境内(こうは呼ばないか)の入り口の門。
「国宝 犬山城」の表示が。














犬山城を境内から仰ぐ。

日本風の妻破風(そり破風)と唐風の破風(照り破風)が「コラボ」?する。
朝鮮・唐の影響を受けてのデザインか?。


他の3つの城とは、異風なデザインの屋根の形。









黒の板張り外壁と、白の漆喰壁。

単純だけど、これが日本の色彩だ。













天守閣の入り口横に存在する、大杉のモニュメント(生きていない・枯れている)。

築城当時からの、大杉とか、「大杉様」と呼ばれる事は、神社ならご神木にあたるのだろう。
枯れているので、樹齢約650年との表示。












この立派な大木の胴に、抱かれるように寄り添う「ノウゼンカズラ」が、「この世の春」と花をつけて、
往来する人の目を。


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