一昨日は外来(朝6時出発…夕方4時帰宅…疲れました)、昨日もいろいろあり。ゆっくり書こうと思います。
今日は中学校復学に向けて、復学後の様子を書きます。
娘は小6の12月下旬から治療開始で中1の7月下旬退院しました。ちょうど学校は夏休み時期で1ヶ月少し自宅療養後に少しずつ学校に行ってもいいですよ、と退院近くなった頃に主治医の先生に言われて、学籍を地元校に転入する形で戻しました。退院してすぐに復学というのは体力的にも難しいかな(娘は自宅の階段上り下りがまるで登山のようでした、はぁはぁしてて)主治医の先生や体調の様子をみて相談しながら復学手続きかと思います。主治医の先生の話では、なかには復学直後からフル登校して部活も再開するつわものもいるそうですが…、ゆっくりからにしました。ゆっくり復学していく子が多いそうです。最初の1ヶ月は3時間だけ、給食まで…。朝の全校朝礼はあえて参加せず遅れていく…など。1ヶ月くらいしてフル登校。それでも朝夕と車で送迎していました(元気な子の徒歩で片道15分)。朝の送りは5ヶ月以上続け、夕方迎えは復学後2ヶ月くらいまで続けました。小学校時代とは違って教科書や副教材やノートやもろもろ毎日荷物が出張するサラシーマンか…と思うような重い荷物だったのもあります。
娘は長女で中学校生活がわが家にとって初めてであり、中学校生活自体どきどきでした。化学療法のみの治療だったので、復学に向けての学校側との打合せは、主治医の先生までは声をかけず、訪問学級(娘の大学病院の区には院内学級がなく養護学校の先生が訪問学級で来てくれる)の先生に頼んで同行してもらいました。校長先生が当日所用で外出されていたので、教頭先生と学年主任の先生、養護教諭の先生とお話しました。治療内容によっては病院に学校の先生方に来てもらって、主治医、院内学級の先生と復学に向けての注意事項などをお話される方もいらっしゃるそうです。
当時は口頭のみの説明にしたのですが、病名や治療内容、現在の状況(色素沈着や脱毛などお薬の副作用)や感染症などの注意事項や要望など1枚か2枚の文書にまとめられて、もとに説明する方が学校側にも通じやすいかもしれません。最初の登校した頃、担任の先生が状況を理解しにくく、9ヶ月も学校生活と離れていた娘に対して、無理解と思われる事もあって、その時期に別途時間をとって入院中の体調面や精神的なこと、復学への戸惑いなどを話にいきました。それからだいぶかわったなと思います。中2になって担任の先生がかわったのですが、今でも去年の先生は教科担当で娘のことを見守ってくださってるなぁと娘の話から今も感じています。今年の年賀状にも「○○さんが勉強も頑張って運動も部活動もできる様子をいつも嬉しく見ています…」というのをちら見して、うっすら涙でした。
わたしが娘の状況を文書にして学校に渡せたのは、復学して半年近くたって部活動を始めてみようかな…という時期になってでした。部活の顧問の先生にお話する時に担任の先生がついてくれて、結構明るくお話できるようになりました。去年の3月初めになります。学校は守秘義務もありますから、十分注意されると思います。
娘が復学した頃は新型インフルエンザ流行しており、非常にナーバスになっていました。座席もあえて教室の真ん中は避けて端っこの後にしてもらいました。だからといって免疫低かったので、結局去年の冬にインフルエンザに感染はしてしまいましたが(高熱でかなり辛そうでした…)、神経質だったかもしれませんが、とにかく学校に行けること、クラスに入っていけることを優先したので、まぁそれくらい気をつけて少しずつでよかったと思います。
ウィッグをかぶって、マスクをして(9月だったから非常に辛かったと思います)…そのような復学だったので、娘がちょうど通院日に担任の先生から体調を崩して長く学校を休んでいたので、マスクをして体調に気をつけている、時々通院で休むこともある、体育の授業もまだ皆とおなじようには参加できないというような話をしていただきました。部活に入る時も少しずつ始めていくので皆のペースではできないこともある…というところを顧問の先生から部活動のお友達や先輩に話してもらいました。うちは学校が小学校から中学校へ切り替わる時期ということもあって、あえて入院という言葉は避けました。同じ小学校のお友達には病名は伏せましたが、入院していた事は知っています。病名、中学生、「セカチュー」などを知っている世代のため、同じ中学校に進学しているお友達や保護者の方には伏せています。これは住んでいる地域性にもよるし、地元で生活していく以上噂が先行したくない…という思いからです。高校生や大学生ならば、お友達に自由に話せたかもしれません。娘自身、高校生や大学生になった頃にお友達に実は…とようやく話せるのかなと思います。
復学して日常生活に戻っていく様子は体調次第、またどこまで周囲の方に話すか、きょうだいにはどう話すかは、地域性や家庭にもよるかと思います。あくまでわが家のことを今日は書いてみました。
学校の担任については、入院中に何度もお見舞いに来て下さったり、先日主治医からの説明を受けて、かなり理解をして下さっているようには思います。クラスメイトへの説明も、私達の希望通りにしますと言って下さっていますし…ただ、やはりお友達や周りの反応が心配で…「セカチュウ」のイメージがあるので、慎重に考えたいと思います。
それから小3の妹がいるのですが、この子にも、いつか話さないといけない日が来ますね。
本当にありがとうございました。今まで、誰に聞いて良いか分からなかった事が相談できて、嬉しいです。これからも、色々と教えて下さい。よろしくお願いします!
だから心配症な母VS思春期娘で喧嘩もしばしば。喧嘩は今もしばしば。体育授業は復学してから4ヶ月ほどたった3学期からでした。
娘さんの体調や様子をみながらゆっくりいきましょう。担任の先生が主治医と直接お話しできたというのは羨ましいです。よかったです。
今住んでいるところは学校が近くで、学校の先生も友達も事情を知っています。
が、通院には結構不便なところです。
幸いなことに賃貸住宅に住んでいるので、引越しするのはやぶさかではありません。
が、最初は1時間だけ、午前中だけ…というペースで復学するであろう息子が、転校して誰も知っている人のいないところで馴染めるだろうか?という心配もあります。
いじめの問題も気になります。
週4日の通学と週1日の通院を考えたら、通学優先に考えるのが当然ですが、急になにかあったら…と思うと病院が近いほうがいいかもと思うところもあります。
もう少し先の話ですが、この問題は私の心の中比重は大きくなっています。
これから元気に日常生活に戻っていく生活環境も大事なんですよね。親も子もその方が精神的にも不安が小さいって思う。提携先の病院などを聞いて相談していけば、大丈夫って願ってます。