あっきのブログ

2020年12月 治療終了後10年を経過

75歳と23歳 年齢は関係ない(芥川賞と直木賞)

2013-01-20 06:57:31 | 徒然日記
本好きですが、ふだんはあまり気にならなかった芥川賞と直木賞。
今回は受賞候補作のニュースを耳にしてから気になりました。

第148回芥川龍之介賞
黒田夏子「abさんご」(75歳)

第148回直木三十五賞
朝井リョウ「何者」(23歳)
安部龍太郎「等伯」(57歳) 




昨日「王様のブランチ」の本のコーナーでは朝井リョウさんと黒田夏子さんをインタビューされて受賞作の紹介。
朝井リョウさんのデビュー作「桐島、部活やめるってよ」何このタイトル??と去年の映画の宣伝や電車の広告などを見て感じていただけでした。正直いって今どきの若者が何か書いているんだなと思っただけでしたが、このインタビューや受賞日のインタビュー報道を見て今どきながらも惹かれるもの、何かがあるような気がしました。受賞日のインタビュー報道、仕事を続けながらの執筆に娘は少し驚きつつも近い世代としてのつぶやきを。



一方黒田夏子さんは75歳!高齢なのにちっとも高齢に見えない(年齢不詳な感じではあるのですが)。ご本人は「生きているうちに見つけてくださってありがとうございます。」と。5歳の時に散文を書き始めて70年。文体はひらがなを多用している「よこ書き」。年齢を感じない日本語の限界に挑戦しているような不思議な著作のようです。読めるのか、理解できるのか>自分



会見内容全文
http://www9.nhk.or.jp/kabun-blog/800/143635.html

会見内容抜粋
http://www.lifehacker.jp/2013/01/130116akutagawa_naoki_148.html



近いうちに「何者」と「abさんご」を見つけて読んでみたいな。流行ものの受賞作はめったに読まないけれど。年齢は関係ないと言うけれど対称的なお二人の作品を読みたいと思った今回の芥川賞と直木賞でした。画像は、これは受賞候補作でもないですが、何ともいえない湊かなえさんの本を思わず買ってしまいました。昨年末の中高生に話題になっていたドラマ「高校入試」に続いて「夜行観覧車」もドラマ化。夜行観覧車は原作との違いを楽しみにしてみたいと思いますが、どうなのかな。





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