あっきのブログ

2020年12月 治療終了後10年を経過

二重学籍について(がんの子どもを守る会 要望書より)

2012-06-25 08:16:49 | 学校のこと
長期入院時の特別支援学校・養護学校への転籍(学籍の転籍(転校))アンケートに参加予定ですが、週末、がんの子どもを守る会のサイトを見て、はっとしました。転籍しかない。都県によって転籍をサポートするものとして院内へ転籍した本籍の学籍と支援籍(復籍、副学籍)として地元校とのパイプをつないでおく程度しかできない。そう思っていました。

資料6:復籍、支援籍、副学籍について(文部科学省)
でもパイプをつないでおく、これは仮の姿なのかもと思いました。



入院治療中、教育や保育よりも治療が最優先とは思います、でも子どもにとって治療を頑張って地元の学校や元通学していた学校に友達のところに戻ってふつうに生活していく事が何よりの励みであり、目標。そのためにも院内学級が充実して欲しい。院内学級がない(訪問学級はあるけれど)小児病棟には院内学級を何としても作って欲しい。そして転籍じゃなくって元々通学していた学校に学籍はそのままで忘れないで欲しい、戻れる先を確保しておいての二重学籍なんだと。公立小中学校に通学していた子どもは転籍で院内学級での勉強で教育を受ける権利が何とか保障されていたかもしれないけれど、私立の学校や高校生も二重学籍を保障することで休学で留年するのが当然になっていることから道が拓けるかもしれない。



詳しくは以下の情報を見てください。


がんの子どもを守る会
厚生労働対人へ小児がん拠点病院に関する患児家族からの要望書を提出しました
小児がん拠点病院に関する患児家族からの要望書(PDF)




(要望書より一部抜粋引用)
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その地域で小児がん治療が可能な病院同士をつなぐネットワークの中心となる病
院であることを提案します。それには、加えて全国登録が施行されること、ネットワークシステムが各病院の自助努力ではなく、国策として構築されることは大前提です。

ネットワークの中心となる拠点病院の要件としては、次ページのものを要望いたします。これらの要件は努力目標ではなく、すべての要件を満たすことが必須と考えています。患児家族が最善最適の治療・フォローアップを受けられるようネットワークの構築は欠かせません。そのため、拠点病院は、その地域においてイニシアティブを取り、協力病院の機能を高め、指導する役割も責務として負い、協力病院においても拠点病院の要件を満たせるように努めていくことを患児家族としては希望しています。
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すべての要件として要望書(PDFファイル)の2頁目から詳細が書かれていて院内学級の学籍のことも要件に挙げられています。


ハード面
4. 院内学級(4-W4 / 4-S4)
(引用)
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4-W4 院内学級(教育を受ける権利)
文科省と学籍に関する話し合いを持ち、二重学籍が認められることが望ましい。少なくとも学籍移動を含め、入院時から退院後の復学支援までをコーディネートする役割としてソーシャルワーカーを必ずひとり専任として配置することと、その業務をソーシャルワーカーの業務として指定する。
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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (修子です)
2012-06-27 22:46:57
このブログをリンクさせていただきました。


いいですね。

小児がん拠点が10か所になる方向みたいだし、
治療もQOLも厚くなるといいですね。



また、高校試験ありがとうございます。

彼女とても喜んでました。
情報欲しかったようです。


みんな頑張った分、ハッピーになれますように
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Unknown (takayo)
2012-06-28 08:09:13
リンク先読んでみました。
アンケート、画面上では、字がつぶれていたので
印刷してゆっくりみてみようと思います。
私もリンクさせてください。
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修子さん、takayoさんへ (あっき)
2012-06-29 13:02:08
10拠点病院指定については、いろいろ想うことがありますが、自分でもなかなか消化できない…。メリットもあるけれど、いろいろ想う。ちょっとゆっくり書きますね。

修子さん
リンクありがとうございます♪
高校受験情報、赤裸々で大丈夫かな大丈夫かな~でしたが、少しでも何かきっかけになれば~でした。よかったです。

takayoさん
リンクありがとうございます♪
こうしてブログに書くことは小さな事だけど小さい事でも気づいてくれる人がいたら(^^)
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