前作はデカール一枚残して終了というシマラない結末となりましたが、気を取り直して次、行きます。
この聞きなれない名前のクルマ、実は自動車レース史に燦然と輝く名車であります。すなわち、記念すべき第1回ルマン24時間レースの優勝車。
ヴェテラン~ヴィンテージ期のフランスの高級車/スポーツカー・メーカーで、その後は商業車専業に転じ、60年代くらいまで小型コマーシャルカーや軍用車を作っていたので、当地では結構知られている車名のようです。
初期ルマンの常連で、ブガッティばりの空力ボディを持った「タンク」なんていうのもありますが、このクルマは20年代のスポーツカーのオーソドックスなカタチをしています。
キットはスターターの10年くらい前の製品ですが、ウィング・フェンダーがマッ平らなエッチングで、ゲージもなんにも付いておらず、テキトーに曲げて作れ、というソックリ返った設計です。しかも右側にだけスペアタイヤがあるので、左右でフェンダーのカタチが違うんですね。
これをキレイに作る自信がなくて、ずーっと棚の奥で眠っていたんですが、遂に意を決して作り始めちゃいました。
やってみるとコレが意外に「案ずるよりも産むが易し」というやつでした。一応ボディにはステー取り付けの下穴のモールドもあるし、フロントフェンダーのフチにハンダ付けするパーツが、ちょうど曲げ具合のゲージになるんですね。
あとは至ってシンプルなキットなので、コレはもしかするとアッという間に完成か?
乞う御期待!
この聞きなれない名前のクルマ、実は自動車レース史に燦然と輝く名車であります。すなわち、記念すべき第1回ルマン24時間レースの優勝車。
ヴェテラン~ヴィンテージ期のフランスの高級車/スポーツカー・メーカーで、その後は商業車専業に転じ、60年代くらいまで小型コマーシャルカーや軍用車を作っていたので、当地では結構知られている車名のようです。
初期ルマンの常連で、ブガッティばりの空力ボディを持った「タンク」なんていうのもありますが、このクルマは20年代のスポーツカーのオーソドックスなカタチをしています。
キットはスターターの10年くらい前の製品ですが、ウィング・フェンダーがマッ平らなエッチングで、ゲージもなんにも付いておらず、テキトーに曲げて作れ、というソックリ返った設計です。しかも右側にだけスペアタイヤがあるので、左右でフェンダーのカタチが違うんですね。
これをキレイに作る自信がなくて、ずーっと棚の奥で眠っていたんですが、遂に意を決して作り始めちゃいました。
やってみるとコレが意外に「案ずるよりも産むが易し」というやつでした。一応ボディにはステー取り付けの下穴のモールドもあるし、フロントフェンダーのフチにハンダ付けするパーツが、ちょうど曲げ具合のゲージになるんですね。
あとは至ってシンプルなキットなので、コレはもしかするとアッという間に完成か?
乞う御期待!
D1のマシンの次に、こういった車が来るあたり、北澤さんの自動車趣味の幅広さと懐の深さを感じます。
前作のR34の製作を始められた時は少々驚きましたが、良く見るとモデラーズオピニオンのコーナーに既にその兆しをしっかりと書いておられましたね。
ところで、私は恥ずかしながらこの車の名前を知りませんでした。栄光のルマン初代優勝車であるにもかかわらず。
早速ネットで検索してみましたが、日本語ではあまりヒットしませんでした。それだけ名前が知れてないと言うことでしょうね。
お蔭様でまたひとつ勉強になりました。有り難うございます。
こうやって模型を通して実車を知ることができるというのも、この趣味のいいところですね。
わずかに見つかった写真も白黒なので、フレンチブルーのボディカラーも色調が判らない。
まあ、想像で補いつつ作るのも、この年代の面白さですけどね。
私の中では、R34もシュナール・ワルケールも同じ重みで存在しています。だからモデルカー造りに飽きないんですね。もうヒコーキと戦車くらいに違いますから(笑)。