希少生物研究会ブログ

希少生物研究会からのお知らせ

ナベヅル

2010年12月27日 | 鳥類
先週、出水で死んだナベヅルが強毒性の鳥インフルエンザに
感染していたことが発表されましたね。
以前から万一に備えての分散化が叫ばれてはいますが、
世界中のナベヅルの8割が越冬しているといいますから
「ついに来たか!」と思われている方も多いことでしょう。
養鶏農家の集中する現地では、対応に追われています。
私たち鳥見人は、むやみに恐れるのではなく、これまで同様に
常識的な観察を続け、もし異常などを見つけた場合は
適切に対処することが大事でしょう。
感染が広がらないことを祈るばかりです。

 絶滅危惧Ⅱ類(環境省) 情報不足(大分県)
 撮影 H.TANAKA