真昼のアナグマ

クマタカの谷で出会ったアナグマ。

ヒトを全く意識せず。

隼の幼鳥

親の帰りを待つハヤブサ兄弟

ホソバナコバイモ

ホソバナコバイモ　＜ユリ科＞
　　　　　　　　　Fritillaria amabilis　　　　　　　　　　　　　

クマタカ調査に山に入った時のもう一つの楽しみは、平地ではなかなか出会うことのできない希少な草花を探すことです。昨年の3月に犬ヶ岳山系で偶然見つけたホソバナコバイモは、草丈約１５cmの可憐なユリの仲間です。分布は本州中国地方と四国・九州の丘陵地や低山地の林内とされていますが、県内の生息地は極めて稀で、個体数も少ないようです。大分県のレッドリストでは絶滅危惧ⅠBに、環境省ではⅡ類に掲載されています。今年も同じ場所で開花を確認することはできましたが、残念ながら花は終わりかけていました。