希少生物研究会ブログ

希少生物研究会からのお知らせ

ミシシッピアカミミガメ

2010年04月30日 | 両生爬虫類
中津干潟の河口付近でのんびりと甲羅干しをするミシシッピアカミミガメ。
原産地はアメリカ南部からメキシコで、幼体は「ミドリガメ」の名でお馴染み。
ペットとして移入されたものが、ヒトの間違った善意や不注意のために野外で繁殖し
在来のニホンイシガメやクサガメの生息を脅かしているとか。
外来生物法で「要注意外来生物」に指定されていますが、彼らには何の罪もないのです。

 撮影 S.SANMARU

キンラン

2010年04月29日 | 植物
今にも開きそうな、輝きを含んだキンランの蕾。
昨年の会報でも紹介しましたが、
U市の観察会の数日後に写真を撮りに行った会員が、
根こそぎ掘り取られているのを見て愕然としたとか。
「野草ブーム」といわれて久しいですが、
自分勝手な野草好きは・・・・・

 絶滅危惧Ⅱ類(環境省・大分県)
 撮影 Y.KATOU

フモトスミレ

2010年04月28日 | 植物
以前、植物部長から届いていたフモトスミレ(麓菫)。
私も「今年こそはスミレのわかるヒトになりたい!」
と文一の「スミレハンドブック」など買いました。
しかし、思った以上に難しいです。先日、某林道で数種を見つけましたが
はっきり識別できたのは、葉に特徴のあるエイザンスミレだけでした。
新たな苦悩を抱え込んだかもしれません。

 撮影 H.TANAKA

オオタカ幼鳥渡り

2010年04月27日 | タカの渡り
春のノスリ、ハイタカ属の渡りもそろそろ終盤でしょうか。
後はハチクマの到着を待つばかりですね。
写真はオオタカ幼鳥。着物ハンガーのようにまっすぐに伸びた翼。
けしてハイタカのように前には出ません。

 絶滅危惧Ⅱ類(大分県)
 準絶滅危惧(環境省)
 撮影 Y.ETOU

コオバシギ

2010年04月26日 | 鳥類
明るい春の干潟に休むコオバシギ・ダイゼン・ハマシギ。
北半球から南半球を往復するシギチの仲間にとって、
中津干潟のような「里海」は、なくてはならない大事な場所です。

 撮影 Y.ETOU