ビロードツリアブ

早春の頃にしか見られないらしい、ビロードツリアブ。
ヒモに吊るされたように、一点に止まって飛ぶことがツリアブ科の名前の由来とか。
ホバリングが得意の鳥も多いけれど、子どもの頃、レンゲに寝転んで見た
ヒバリの背には、ゴムヒモが付いていると信じていた。

　撮影　Ｙ．ＥＴＯＵ

ツミ渡る

雲ひとつない青空を渡って行くツミ。
高い・速い・小さいの三拍子揃って見つけにくいこと、この上なし。
目に入るのは、トビやノスリに絡む時がほとんどです。

　絶滅危惧Ⅱ類（大分県）
　撮影　Ｙ．ＥＴＯＵ

カシラダカ

草萌えの野に降りたカシラダカ。
ホフクゼンシンで写したんでしょうか？
春の若草の匂いがしてきそうです。

　撮影　Ｈ．ＴＡＮＡＫＡ

満腹ハイタカ

22日、佐賀関へ今期初のタカの渡り観察に行くことができました。
天気が下る前の南風予想で、絶好のタイミングのはずでした。
が、高気圧の動きが意外に遅く、タカは遥か上空を点々と・・・
ヒトは本当に勝手なものです。青空が見えなければ文句を言うし、
雲ひとつ無ければ、見つけにくいと嘆くのです。
写真は小鳥を丸呑みしたような、ハイタカ♂の西行き。
午後に通過するハイタカは、四国で食事を済ませて来るようです。

　準絶滅危惧（環境省・大分県）
　撮影　Ｈ．ＧＯＴＯＵ

コツバメ（蝶）

去年の夏から「プチ虫屋です」などと言っていたエトーさん。
今年はもうすっかり、どっぷり蝶にハマッテいます。
写真はコツバメ。シジミチョウ科でミヤマセセリなどと並んで
早春にしか見られない、蝶のスプリングエフェメラルとか。
虫仲間のＨさん曰く「この蝶は顔がカワイイんです！」？？？
どこ？昆虫は頭部・胸部・腹部にわかれているってのは
昔むかーし、理科の時間に勉強しましたが・・・・・

　撮影　Ｙ．ＥＴＯＵ