
志摩線で鳥羽まで戻ります。往路と同じ2両ですが、今度のは近鉄の通勤電車の通常色。
鳥羽からはJRの参宮線に乗ってみようと思います。鳥羽までは電車で来たことがあると先に記しましたが、すべて近鉄の話。JRでは国鉄時代も含めて来たことがなかったのでした。
近鉄とJRは改札口も別になっています。ひっきりなしに電車が発着し、改札口周辺もにぎやか(とはいえ、コロナの今は人気も少ない)で、広々として観光案内所が脇に控える近鉄とは違いJRの鳥羽駅は寂しい。券売機が一台と改札口がひとつ。駅員の姿もありません。快速「みえ」の出発まで30分。それまでに昼ご飯を済ませたい。
鳥羽一番街のお店で生あおさうどんを注文しました。日頃乾燥したあおさしか食べたことのない身には優しい味のあおさです。ただ、うどんは少し勝手が違う。出汁にしょっぱさが感じられる。それに太いうどんはかなり柔い。伊勢のうどんはこういう文化なのかもしれません。おやっ?と思える食べ物に出会えるって幸せなことですね。
跨線橋の窓から線路を眺めてびっくり。標準軌の近鉄線路の隣にある狭軌、つまりJR線の線路がさびている。なんと寂しい参宮線。
JRに戻って切符購入。自分の帰りたい駅までは切符がありません。自販機で買える最高額の1690円分の切符を買って乗車。改札口も駅員不在で往来自由。
快速「みえ」は2両編成のディーゼルカー。
(つづく)
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