12年ぶりのUSJ

　また、記事になるまで時間がかかってしまいました。

　いわゆる大型連休にUSJに行きました。久しぶりだなと思って写真のデータを確認すると、最後に行ったのが2013年の3月。なんと12年ぶりでした。ひとまわり。年をとると、ついこの間のことと思っていたら10年前だったとか、10年くらい前のことだと思って調べてみると20年前のことだったとか、学生時代に習った「光陰矢の如し」を実感するものです。

　子供が小さい頃は一年か二年、年間パスを持っていたこともあるのですが、その当時の値段に追い付くくらいの1デイ・スタジオ・パス（一日券）のお値段でした。ダイナミックプライスっていうんでしたっけ。日によって価格が違う。大型連休中なんて一番高い時ですよね。

　こんな日は、パーク内も人でごった返して…と思っていました。ところが、思うほど混んでいないように思われました。午後になっても、そんなに増えていない気がする。万博のほうへ流れているというのも考えにくい。万博のほうも伸び悩んでいた連休中でしたからね。パーク内の飲食店で、スタッフの方に伺うと、「今日は空いている。みんな白浜へ行っちゃったんでしょうか。」とのこと。白浜アドベンチャーワールドのパンダが中国へ帰ってしまうというニュースが流れて間もないころでしたから、さもありなん。

　昼前に着いたくらいでしたが、スペース・ファンタジー・ザ・ライド（昔はＥＴだったと思う）、名探偵コナン 4-D ライブ・ショー ～星空の宝石（ジュエル）～（昔はターミネーターだった）、ウォーターワールド（何年たってもまったく変わらないのが偉いと思う。いまだに「タイガーウッズです」なんてやってた）、ジュラシック・パーク・ザ・ライド（これも変わらないと思う）、ジョーズ（これもうれしいくらい昔のまま）を、短時間の待ちで楽しむことができました。でも、待ち時間の長いのは結構長いらしく、アトラクションの二極化といえるかも（知らんけど）。ひとつ忘れてた。最後に入ったのがユニバーサル・モンスター・ライブ・ロックンロール・ショーでした。これも変わっていないような気がするなぁ。

　綾小路麗華が見られなくなったのは寂しいけれど、またなくなってしまったアトラクションもあるけれど、基本的には12年前の雰囲気と変わっていません。私はUSJにそんなに強い思い入れはないと思っているけれども、懐かしいような気分にさせられました。

　変わったことで記しておきたいのは、パークの入場で手荷物検査がされるようになったこと。少し前に行った万博とほぼ同じスタイルです。また、中華料理屋さんに入りましたが、屋号も「彩道」のまま。しかし昔はメニューに麺類があったような気がするのですが、今はありません。たぶんセントラルキッチン化して、お店の厨房で作らなくなったからではないかと勝手な想像をしますが、「昔は麺類があった」と思う自分の記憶も定かではありません。それから、パークを退場して、バスターミナルのほうへ行くと、昔はサルスベリの木が一定間隔で植えられていていましたが、今はなくなってしまいました。お客さんが増えたからでしょうかね。夜のライトアップがきれいだったのに。

　そんなわけで、家に帰って写真を確認すると、やっちまった。デジカメの撮影サイズを最小にしたまま、今日のUSJでの撮影をしていたのでした。ブログ用の写真を撮るのに、そんなに大きなサイズはいらないだろうと思って、サイズ変更をして、撮影後に戻しておかなきゃきっと後悔するとまで思ったのに。戻すのを忘れていたのでした。