キーボード奏者の小林信吾さんが、10月4日に亡くなりました。ご本人とお会いしたこともお話をしたこともありませんが、少なからずショックです。
小林信吾という名前を知ったのは、角松敏生さんの音楽をふたたび聴き始めてからのことです。『Legacy of You』で角松敏生というミュージシャンの作品に触れたものの、いつしか聴きなくなっていました。「SMILE」で再び角松音楽を聴くようになったのですが、『Legacy of You』にも、小林さんが参加していたということは訃報以降に知りました。角松音楽の核心にいるミュージシャンだと思っていたら、中島みゆきのライブにも参加していたりと、幅広く活躍していた方だったようです。少なからずのショックの一面には、私とあまり世代の違わない方の訃報ということもあります。
角松さんの『EARPLAY 〜REBIRTH 2〜』では、アソシエイトプロデューサーとしての参加。ほぼ全曲のアコースティックピアノを担当していたようです。CDの中の写真ではお元気そうなのに。
ご冥福をお祈りします。
角松敏生さんの音楽によって知ったミュージシャンの中で、若い間になくなった方を何人か知っています。ベーシスト青木智仁さん(2006年49才)、ギタリストでブッチャーこと、浅野祥之さん(2007年48才)、ギタリスト松原正樹さん(2016年61才)。いや、松原さんはさだまさしの初期のアルバムでも名前を知っていましたが。
人生100年時代なんていいますが、一方で才能ある人たちが若くで鬼籍に入る。他人ごとではない年齢でもあり…
今日の空のようにどんよりした心持です。
この方のお名前は、たぶん角松敏生という名前より先に知っていたと思います。グレープの「三年坂」にも参加されていたそうですから、私は高校時代から彼のドラムを聞いていたことになります。
素人はうまく説明できないけれど、ドラムの華麗さ、華やかさが秀逸だったと思っています。「RAMP IN」が素敵でした。
ご冥福を祈りましょう。