毎年一定の時期になると必ず思い出すのに、それ以外の時期にはまったく忘れたままという歌があります。11月も終わりだなと感じる頃には尾崎亜美の「グラスのルージュ」。作り手、歌い手の思いがどこにあるかわかりませんが、私には「早いものだわ もう12月」というフレーズが頭の中をグルグル回り始めます。12月もフタケタになるころには頭の中からは消滅しています。不思議ですね。
8月の終わりになると、必ず登場する曲もあります。チューリップの「セプテンバー」。歌詞には「September 9月になれば September 君を思い出す」という部分。
そういうのは楽曲だけではなくて短歌にもあります。7月に入ると、俵万智「サラダ記念日」の「7月6日は…」と毎年必ずやってきます。
暦の中のある部分に「ひもづけ」されたような状態の楽曲や短歌があるということですが、当然誰にでも地図上にひもづけされたものもありますよね。
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