
ビジネスコンサルタントである山崎将志氏が、仕事上のさまざまなシチュエーションの中で、努力を成果に直結させる仮説検証型の仕事にするためのヒントを書いたビジネス書と言えばいいでしょうか。書名の後ろには「人間関係、段取り、時間の使い方」とあります。
朝の通勤時にクルマの中で聴いていたラジオ番組で紹介していたのを面白そうだと思って、会社に着いてすぐにアマゾンで買ってしまった一冊です。
ラジオではこんな紹介がされていました。あるビジネスホテルチェーン(本文では『アパホテル』と実名で書かれている)では、無料の大浴場がある。それは客が嬉しいだけでなく、ホテルにとっても嬉しい仕掛けなのだという。各部屋のユニットバスは実は清掃にかなりの時間がかかる。これを大浴場に切り替えれば毎日の客室の清掃時間がぐっと抑えられ、コストが下がるという発想だそうです。なるほど、双方がめでたしめでたしというわけですね。また、あるスキー場ではレストランのメニューに、味が気に入らなければ全額返還のカレーライスを始めた。それにより従業員の意識変革をもたらし、今や大人気のメニューになっているとか。
そういう話が一杯詰まっているだろうと期待して読んだら、実は上に記したようなビジネス書だったというわけです。でも、ビジネスマンであれ学生であれ、発想を変えて今まで見えなかったこと、考えられなれなかったことを見せてくれる一冊なのだろうと思えます。
筆者が定義する「残念な人」とは、「もったいない人」または、「自分以外との関係性の中でモノゴトを見られない」人のことなのだそうです。本書は、能力はあるのに十分活用できない人への啓蒙書というところでしょうか。厳しいことに「残念以前の人」も存在するのだそうです(私のことかい?)。
本屋の話が結構納得できます。ブックカバーは本当に必要だろうかと疑問を投げかけています。前述のように私はアマゾンで買ったのでブックカバーなんぞありませんが、なけりゃないでも車内でも読みます。ブックカバーはそれ自体のコストよりもカバーを掛ける、あるいはそのために事前に折っておくスタッフの動きがもったいないと筆者はいうのです。それにそもそも書店にレジは必要だろうかと。書籍にはバーコードが振ってあるので、客が自分でバーコードを通しカードで決済、ブックカバーは必要な客が自分で掛ける。余ったスタッフで、コンシェルジェカウンターを作り、客からの問い合わせは一切をここで対応する。そんな提案もしているわけですが、なかなか目の覚めるような着眼点だと思いませんか。
朝の通勤時にクルマの中で聴いていたラジオ番組で紹介していたのを面白そうだと思って、会社に着いてすぐにアマゾンで買ってしまった一冊です。
ラジオではこんな紹介がされていました。あるビジネスホテルチェーン(本文では『アパホテル』と実名で書かれている)では、無料の大浴場がある。それは客が嬉しいだけでなく、ホテルにとっても嬉しい仕掛けなのだという。各部屋のユニットバスは実は清掃にかなりの時間がかかる。これを大浴場に切り替えれば毎日の客室の清掃時間がぐっと抑えられ、コストが下がるという発想だそうです。なるほど、双方がめでたしめでたしというわけですね。また、あるスキー場ではレストランのメニューに、味が気に入らなければ全額返還のカレーライスを始めた。それにより従業員の意識変革をもたらし、今や大人気のメニューになっているとか。
そういう話が一杯詰まっているだろうと期待して読んだら、実は上に記したようなビジネス書だったというわけです。でも、ビジネスマンであれ学生であれ、発想を変えて今まで見えなかったこと、考えられなれなかったことを見せてくれる一冊なのだろうと思えます。
筆者が定義する「残念な人」とは、「もったいない人」または、「自分以外との関係性の中でモノゴトを見られない」人のことなのだそうです。本書は、能力はあるのに十分活用できない人への啓蒙書というところでしょうか。厳しいことに「残念以前の人」も存在するのだそうです(私のことかい?)。
本屋の話が結構納得できます。ブックカバーは本当に必要だろうかと疑問を投げかけています。前述のように私はアマゾンで買ったのでブックカバーなんぞありませんが、なけりゃないでも車内でも読みます。ブックカバーはそれ自体のコストよりもカバーを掛ける、あるいはそのために事前に折っておくスタッフの動きがもったいないと筆者はいうのです。それにそもそも書店にレジは必要だろうかと。書籍にはバーコードが振ってあるので、客が自分でバーコードを通しカードで決済、ブックカバーは必要な客が自分で掛ける。余ったスタッフで、コンシェルジェカウンターを作り、客からの問い合わせは一切をここで対応する。そんな提案もしているわけですが、なかなか目の覚めるような着眼点だと思いませんか。
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