ぶろぐのおけいこ

ぶろぐ初心者は書き込んでみたり、消してみたり…と書いて19年目に入りました。今でも一番の読者は私です。

夢はトリノをかけめぐる 東野圭吾  光文社文庫

2023-12-04 18:30:58 | 読んだ本

 いきなりですが問題。トリノオリンピックは何年の開催でしたか?

 

 


答え。 2006年、平成18年。もう17年前のことですよ。

 

 2006年トリノオリンピックに出向き、おっさんと夢吉(書体は猫)、黒衣(編集者)の3人で出かけたという設定の、小説仕立てで書かれたオリンピック観戦記。…とメモしておこう。

 ふつうならルポ風に書くところを東野氏はエッセイが苦手だそうで、「おはなし風」に書いて、おっさんが東野氏らしいと思えるように書かれています。

 イナバウアー、上村愛子、高橋大輔も村主章枝も、そしてのちに上村さんと結婚する皆川賢太郎も登場するトリノ。皆川さんの出た男子回転の解説(イタリア国内の放送だろう)がトンバだったと書かれているので、トリノの時点ではトンバ・ラ・ボンバもすでに引退をしていたんだ。

 2006年5月に発刊され、2009年2月に文庫本化された。今から振り返ると17年前に生まれた作品ということになります。小説仕立てとはいえ、素材がリアルの2006年なので考えることは…17年前(平成18年)、自分は何をしていた?家族はどんなだった?この年になると振り返ることばかりです。

 

 


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