ぶろぐのおけいこ

ぶろぐ初心者は書き込んでみたり、消してみたり…と書いて19年目に入りました。今でも一番の読者は私です。

ゆずこしょう依存症

2007-11-27 00:11:52 | 食べもの
  柚子胡椒というのものがうまいものだとは、ずっと以前から知っていました。ちゃんこ屋へ行くと置いてある壷の中身。こいつを出汁に溶いて食すとうまい。鍋の具を食べるより前に、スープのごとく柚子胡椒を溶いた出汁だけを飲むくらいです。でも、柚子胡椒はちゃんこ屋専用だと思っていた。この年まで。
  佐賀県で、柚子胡椒をうどんに入れて食べる知人を見てから、ずっと気になっていたこのスパイス。つい先日、S社のチューブ入りを買ってみました。みそ汁から、うどんそば、白菜の漬物、すき焼き、ついにはラーメン、ステーキにまで、何でも試してみようと使っていたら、家族は誰も使わないはずなのに、約1週間でチューブ1本を消費してしまいました。秋は柚子の香りが引き立つのかも知れません。
  そこで、次に買ったのは、同じS社のパウダー状のものと、H社のペースト状の瓶入り。パウダー状のものは溶いて使う必要がないので、「ぱっと一振り」ですぐ食べられるのが便利です。乾燥しているので香りが弱いのかと思っていたら、柚子の香りが結構します。説明書きを見ると、香料が入っていました。H社のペースト状のは、何しろ国産青唐辛子を使用しているのだそうで、少し値が張ります。もちろん香料は無使用。 柚子とコショウのミックスではありません。
  柚子胡椒の産地である九州ではもともと唐辛子のことを胡椒と呼んでいたらしい。沖縄のこーれーぐーすも漢字で書けば、高麗胡椒。この場合の胡椒とは島唐辛子のことですから、胡椒=唐辛子となります。日本語はなんていい加減ななんて思わないように。英語ではコショウも赤唐辛子もpepperです。英語だって区別はついていません。
  青唐辛子と柚子と塩が原材料です。となると思い出すのは越後のかんずり。こちらは赤唐辛子で、麹を使います。かんずりは風味は冬にぴったりだと思っていますが、秋にぴったりなのは柚子胡椒だなと思っているところ。
  などと、何でもかんでも柚子胡椒を使っていたら、長男に、「お父さん、柚子胡椒依存症?」と聞かれてしまいました。

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