ぶろぐのおけいこ

ぶろぐ初心者は書き込んでみたり、消してみたり…と書いて19年目に入りました。今でも一番の読者は私です。

道の駅なかもり清見~高山   そうだ 長野、行こう(2)

2018-12-14 19:25:45 | PiTaPaより遠くへ

 車寝(世間では車中泊といいますが、私にはしっくりこないので”くるまね”といっています)の場所は決定しましたので、風呂や買い物、晩御飯のために高山市街に下りることにします。158号線を15分ほど下れば高山の町です。
 真光教本部の施設のごついこと。8年前に驚いたのを覚えています。それにガソリンスタンドの価格にまた驚き。140円の軽油。レギュラー並みじゃないの!という印象。まだ給油のタイミングではないのが幸いです。
 高山郵便局。ここは覚えがあります。8年前に来たのが土曜日で高山祭の日でした。私は高山の町を通り過ぎただけですが、この郵便局の駐車場に停めてあった他府県ナンバーのクルマには、お叱りの張り紙がされていました。祭りの見物に来たのに駐車場に苦労したのでしょうね。でも無断でよその駐車場に停めてはいけません。
 まずは、買い出し。スーパーで今夜の宴会(?一人で?)の材料。それから明日の朝や昼の食べ物やお茶なども用意しておきましょう。スーパーへ行くと必ず覗いてみるのは酒のコーナー。近頃はその土地のお酒を集めているところが増えたような気がします。客がスーパーで買うお酒は贈答品ではなく日常に飲む酒でしょうから、より地元の人たちが飲む酒に近い商品が置いてあるはず。この間、お土産でもらった「飛騨のどぶ」もありますよ。しかし、「鬼ころし」は見つけられませんでした。「小町桜」の4合瓶を宴会用に…。
 買い物が終わると国道41号線を15分ほど南下し、「臥龍の里」で温泉に入ります。宿泊施設ですが日帰りの利用もできます。国道沿いにあってアプローチがラク。昼間に行けばまた別の印象があると思いますが、たそがれ時に入る露天風呂はいい雰囲気。国道がすぐ横を走っているのに、カラマツの林に遮られて騒々しさがありません。空は少しずつ青い色を失って星が光り始める。いいお風呂です。ゆったり風呂に入ったあとリラクゼーションルームで休憩をする。入浴料以上の値打ちはあると思います。また今度来よう。


 温泉の後は高山の町に戻り、41号線のバイパス沿いの宮川中華そばへ入ります。8年前に入った時と店の雰囲気は変わっていません。しかし、中華そばはこんな味だったかどうかは思い出せません。8年前の記事を引っ張り出すと、その時は塩中華を食べたことになっています。今回はメニューに中華そばしかなかったので、明らかにメニューも味も変わっているはずです。味をうんぬんする舌もないけれど、豚骨醤油のような味でした。ストレート細麺。甘くはない穏やかな、まさに中華そばといった味です。
 高山清見道路を使って、道の駅ななもり清見に戻ります。これで高山清見道路は一応全線走ったことになります。
 私の「宿」は夜になっても静かでした。バンコンタイプのキャンピングカーが一台。そのほかに数台がここを宿にする程度かと思われます。高山清見道路は夜間通行止めにして工事をするようです。工事用の黄色い車が何台もやってきて、この道の駅が集合場所になっている様子。作業員はこれから夜通しお仕事、ご苦労さんです。東から月が上ってきましたが、丸い月はしばらくすると雲に遮られる。明日の天気はどうでしょう。

 高山市の土地を最初に踏んだのは高校の修学旅行で10月のこと。2度目は就職して2年目でしたか、これも秋。3度目は1995年夏。ドリカムの「Love Love Love」がクルマのラジオから何度も流れていました。4度目が8年前の10月10日。ということは、10代、20代、30代、40代、そして今回の50代と、およそ10年ごとに高山に来ているのであった。…と思いましたが、もう一回忘れていました。1998年の夏に奥飛騨温泉郷でキャンプをしたとき、高山経由で平湯入りしているはずです。

 寝室を作ります。このクルマで寝るのは初めて。まずは目隠し。後席の窓とリアクォーターガラスを塞いで、フロントシートのヘッドレストにアルミシートを掛けたら目隠しは終わり。リアウインドーからはトノカバーがあるので目隠し不要。リアシートの広い方を倒すと荷室と合わせて私の身長より少しだけ短い直線が確保できます。敷布団代わりにアルミシート。寝室はできましたが、どこで寛ぐ?就寝スペースを作ると居住スペースが…。前のクルマは便利でした。2列目をフラットにしたら3列目の背もたれが使えたので、大人二人が宴会をして寝ることができます。シート下には巨大な「荷物置き」ができるので、荷物の置き場所も困らないし、お泊りモードのまま運転もできます。運転席・助手席から「宴会場」へ、席の前後の移動も楽にできました。それに比べると今度のクルマは車寝には不便な点が多い。寝るためにはカイコさんになって潜り込むというイメージです。荷物の置き場も工夫が必要。スライドドアではないので、目隠しをするとドアが開けにくいことにも気づきました。後席の倒していない側のシートに座って、「小町桜」を飲みます。値段の割に常温でも旨いではないですか。どっしりとした印象のお酒でした。
  少しいい気分になってきたので、カイコさんになることにしましょう。

                                                                      (つづく)


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