【ちょこっとおさらい】
原子の中には…
+の電気を帯びた陽子と-の電気を帯びた電子が同じ数ずつ存在します。(※これ以外に電気を帯びていない中性子というものも同じ数存在しますが、イオンを考えるときには必要ありません。)例えば水素原子には陽子と電子が1つずつなので、陽子(+1)+電子(-1)=0 でイオンではありません。
では陽イオン、陰イオンはどんな風にできるって考えたらいいのか…。(※陽は+、陰は-を表します。)
たとえば水素原子が電子を1つ外に放出すると 陽子(+1)+電子(0)=+1 で陽イオンとなります。
また塩素は陽子と電子が17個ずつなのですが、電子を外から1つ受け取ると 陽子(+17)+電子(-18)=-1 の陰イオンになるのです。(※放出するか受け取るかは周期律表をみればわかる…の説明もしましたが、高校レベルなので、わからなくても気にしなくてOK)
つまり陽イオン陰イオンは電子を放出したり受け取ったりの+と-の計算で決まると考えればわかりやすいと思います。
授業で少し触れた周期律表も、水兵リーベ僕の船…で覚えたら、Na+ Mg2+ や Cl-も簡単に書けるので、人より上を見たいのならぜひ覚えてくださいね!
1時間半では思ったことの半分もできませんでしたが、今日やったことが全~部理解出来たら、イオンの範囲は天王寺高校を目指す中3生のレベルです
ではまた月曜日!
中3生は月曜日7:30から数学です
英語の教科書も忘れないようにね