2008年9月13日のブログ記事一覧-ギャラリー貴祥庵 ―《貴志 理の 日々の思いついたままのイメージ絵画、心に残る言葉、歳時の記録を綴る》―


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 「なぜ小鳥は歌うのかね?」と<師>は言いました。

 小鳥は述べたいことがあるから歌うのではありません。歌があるから歌うのです。
 <学者>の言葉なら理解できます。<師>の言葉は、理解するものではありません。それらは、木立を吹く風、せせらぎの音、小鳥の歌に耳を傾ける人のように聴くものです。<師>の言葉は、すべての知識を越えた、心の内側にある何かを目覚めさせるものなのです。

 

― アントニー・デ・メロ神父の「小鳥の歌」 ―

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