2009年2月のブログ記事一覧-ギャラリー貴祥庵 ―《貴志 理の 日々の思いついたままのイメージ絵画、心に残る言葉、歳時の記録を綴る》―


春景色5

 

「こないだの朝、あっちの空に見たこともねえ長え長え雲があって、それがいつまで経っても動かねえ。一体全体、どんな按配になってるだか、その雲の下まで行ってみたくてよ。急いで弁当持って、どんどんどんどん歩いて行っただ。いくら歩いても、なかなかその下まで行きつけねえ。それでも、どんどんどんどん歩いて行っただ。とうとう、その雲の下まで行っただ (と、話している当人が言うのだ)。そこは原っぱでよ。じいさんが一人で草笛吹いてただ。しばらくそばで聞いてたけんど、汚ねえじいさんで、別に面白くもねえ。可哀そうになって百円玉一つくれてやって、とっとと帰ってきただ」

 七、八年前、畑を耕して山羊だの犬だのと暮している、しごく丈夫なお婆さんから、こんな話を聞いたとき、大へん愉快な気持になった。この本の「浅草花屋敷」の冒頭に記した、お寺のヤエちゃんと、このお婆さんが、私の物見遊山のお手本である。

 「遊覧日記」(武田百合子 写真・武田花 ちくま文庫)

 

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春景色4

 

 愚図ついた天気続きの中 春のボタ雪で寒さと鬱陶しい気分を共に終了として欲しいものです。

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春景色3

鬱陶しい天気から逃れて春の装いに

 

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春景色2

 

 

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春景色

 菜の花畑の黄色の渦の中で酔いしれて心も浮き浮きと

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紅梅

 

紅梅や見ぬ恋作る玉すだれ  松尾芭蕉―

 

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 絵に掛かりすぎて途中で断念して散歩がてらの公園で梅の絵に変更。

晴れ上がった空に梅の一枝に掛かる飛行機雲

気持ちの良い日差しの中 小鳥が花を啄ばんでいましたが、鶯ではなかった

 

 今日来ずば明日は散りなむ梅の花 ―良寛―

 

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晨(あした)10

 

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晨(あした)9

 

 

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晨(あした)8

 

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晨(あした)7

 

 光溢れる日差しに春の誘い。花を愛で香り楽しむ時節に。

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晨(あした)6

 

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晨(あした)5

今日も引き続きドット置きの時間の浪費 昨日の絵とほとんど変わり映えせず

 

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晨(あした)4

 

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晨(あした)3

 

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