沖縄・神人・ユタ

いろんな災難・病気・人間関係の不和などで悩んでいる方に、

自分が体験した中で、何かの良い切っ掛けになればと・・!

★8年前のブログを振り返り、お題<童話・・・「花咲かじいさん」>

2017年09月23日 | 私の思い!

☆「沖縄・神人・ユタ」の題名で始めたのは、大病して一年後から投稿し始めたブログです。やく九年にもなり投稿し続けてきましたが、いろんな出来事が有りました。 このブログを見てご連絡頂き、喜瀬様にご紹介した方も沢山いらっしゃいます。そんな時はブログをやっていて良かったと思うことが出来ます。 九年前の私と現在の私はいろいろ有り、随分変わりましたが、今の自分で居られて本当に良かったと幸せだと感じています。 最近昔のブログを見て、どう自分が変わってきているか振り返り、その中で為になることをもう一度、皆様に見て頂けたらなと思いこのページで投稿することにしました。
   
 ★8年前のブログを振り返り、改めてお伝えしたい事!★
       2010年1月16日 お題<童話・・・「花咲かじいさん」

むかしむかし、ある山里に、やさしいお爺さんとお婆さんがおり ました。  ある日、お爺さんが家の前で小さな畑をたがやしていますと、隣の乱暴ないじわる爺さんのどなる声がしました。「こら!人の畑に入りよって!」 キャンキャン、キャーン。   走ってきたこ犬をお爺さんが抱き上げると、隣の爺さんが 追いかけてきて言いました。 「そのこ犬は、おらの畑を荒らしよったんじゃ。こっちへよこせ!」こ犬はお爺さんの腕の中でぶるぶる振るえています。 「わしにめんじてゆるしてやってけれ。」  お爺さんは、隣の爺さんに頭を下げて頼みました。 「こんど入ったら、かならずぶったたいてやるからな。」 隣の爺さんは、怒っていってしまいました。  こうして、優しいお爺さんとお婆さんは、このこ犬を大事に飼ってやることにしました。  こ犬はシロと名づけられ、朝から晩までよく働きました。 やがてシロは、飯を食べてどんどん大きくなっていきました。ある日のこと、シロがお爺さんのところへきて、着物をくわえて 引っぱります。どこへやら、お爺さんを連れていこうとしているようです。シロはお爺さんを引っぱって、裏山に登っていきました。山のてっぺんまでくると、シロは、「ここほれ、わんわん。ここほれ、わんわん。」と、吠えるのでした。お爺さんは、不思議に思いましたが、言われたとおりに掘ってみました。
土を掘ると、何やら鍬にぶつかるものがありました。「うん?なんじゃ……、こ、これは。こ、こ、こばんじゃあ。」その夜、お爺さんとお婆さんは、生まれてはじめて、小判を持った幸せをかみしめました。ところが……そこへ、隣の意地悪爺さんとお婆さんがやってきました。二人は、しょうじの穴からのぞいて、小判の山を見てしまったのです。 お爺さんに、裏山で小判を掘った話を聞くと、いやがるシロを、むりやり引っぱっていってしまいました。

 

 

あくる日、シロを引きずって、よくばり爺さんは裏山へ登っていきました。 そして、シロが力つきて倒れたその場所をここだとばかりに掘ると、鍬になにかかたいものがあたりました。 「出た、出たぞ!うはっはっはは。」 小判だと思って、喜んで手にしたとたん、よくばり爺さんは腰をぬかしました。
出てくるは、出てくるは。へびや化けものが、ぞろぞろ、ぞろぞろ。 「よくも、ひどいめにあわせたなっ。」 怒った隣の爺さんは、とうとう、シロを殺してしまいまし た。優しいお爺さんとお婆さんは心から悲しんで、シロの墓を立てて、その側に小さな木を植えました。すると不思議。その木はずんずん大きくなって、ひとかかえもする大 きな木になりました。
ある日、二人がお花をそなえようと、墓までやってきて、その大木 を見上げておりました。すると、その木が、なにか言っているようでし た。 「臼にしてくれえ、臼にしてくれえ……。」二人は、シロの木の言うとおり、その木で臼を作ることにしました。 「うん、そうじゃ。シロは餅が好きじゃった。餅をついてそなえてやろうかい、のう。」 お爺さんとお婆さんは、できあがったばかりの臼で、餅をつきはじめました。 「ほいしょ。」「あいよ。」 ぺったん、ぺったん。お爺さんとお婆さんは、仲良く餅をつきます。 臼の中の餅が光りだしました。 「あら、おじいさん。なんでしょう。」 「はやー、ふしぎな餅じゃ。」 お爺さんとお婆さんは、光る餅を取り出して、ちぎって小さく丸めます。すると、餅がぴかぴか光りだしたではありませんか。 「こ、こばんじゃあ!」そこへまた、隣のよくばり爺さんが顔を出して言いました。 「どうじゃ、わしに臼をかさんか。」「これは、シロのかたみじゃから。」 と、お爺さんが言うのもおかまいなしに、隣の爺さんと婆さんは、臼を持っていってしまいました。 さっそく餅をつきはじめた二人は、餅がつきあがるのも待ちきれずに、臼の中を覗いてばかり―。
「じいさん、いっこうに餅の色が変わらんなあ。そうじゃ、丸めれば いいんじゃろう。」 二人は餅を小さくちぎり、丸めてならべました。 すると、白い餅は黒い墨になって、ばちんばちんとはねて、二人の顔をまっ黒にしてしまいました。隣の爺さんと婆さんは、怒って臼を小さくわってかまどで燃やしてしまったのです。やさしいお爺さんは、そのことを知ると、それはそれはがっかりしてしまいました。そこで、隣の家のかまどの前へ来て、灰を手ですくい上げました。
「シロ……。」せめて、この灰をシロのかたみに、そう考えたお爺さんは、灰を籠に入れて、大事に家に持って帰りました。
「この灰を畑にまいて、シロの好きだっただいこんを育ててやりましょう。」お婆さんがそう言うので、お爺さんは灰を畑にまきました。
灰は風に吹かれてちっていきます。すると、枯れた木が光りだし桜の花が咲いたではありませんか。「婆さんや、見ろ、桜じゃ!」喜んだ爺さんは、ぱーっと、はでに灰を蒔きました。不思議やふしぎ、杯がかかると、枯れ木に花が咲きました。こうして、たちまちのうちにあたりいちめんは桜のうみとなりました。「はあ、春でもないのに花がさいた。」 村の人たちが驚いて集まってきました。
村から山へ、村から村へ、村から町へ、そしておしろへ―。この話しは伝わっていきました。 話を聞いたお城のお殿様が、けらいを連れてお爺さんのところへやってきました。 「くるしゅうない。はでにやってくれ。」 「枯れ木に花を咲かせるぞー。」  舞散った灰は、いつのまにか、桜の花びらに変わっていまし た。「日本一の花咲かじいよ。ほうびをとらせるぞ!」 お殿様はおお喜び。 「そのほうび、ちょっとまった。」 そこへかけつけたのは、隣のよくばり爺さん。 「わたくしめこそ、日本一の花咲かじじい。この灰で、一度にどっと咲かせましょうぞ。」よくばり爺さんは、木に飛びのって灰をどっと蒔きました。 「じじのさかせるじじの花あ―。」 ところが、灰はそのままお殿様の上へ―。「はー、はっくしょん、はっくしょん。」 人の真似ばかりしていた、よくばり爺さんは、とうとう牢屋に入 れられてしまいましたとさ。              (おわり)

 

・・・・・ある方が、「お財布をよく落とすのよね!」と、いう方がいましたが、私も昔何も分かっていない若い頃でしたが、財布が入っているバックを盗まれたり、お財布だけを取られたり、自分の不注意で無くしたりしていました。
今はいろんなことが分かり、先祖供養の大切さも分かり、お財布やお金をよく無くしたり落としたりする原因が分かりましたので、今では落とす事が全くなくなりました。
実はお財布・お金などを無くしたり、お金事などで悩まされる方がいらっしゃいますが、その原因はご先祖様ことで、墓ことなどがちゃんとなされてない事が多いそうです。
「花咲かじいさん」の童話をご紹介しましたが、「ここほれ わんわん!」と物語の中で犬が吠えた所を掘ると「お金がザックザク!」と、お金が出てきた話があります。
犬は骨を土の中に埋めて隠す習性が有りますが、犬が”骨を埋める”という事は墓の意味を差していて、優しいお爺さんとお婆さんは、先祖供養や墓事がちゃんと成されて、意地悪な爺さんと婆さんは、先祖供養や墓事が何もできていない事を表していると思えます。
ちゃんとご先祖様の供養や墓事がちゃんとできていれば、富を成すことが出来るのだと教えている話ではないかと喜瀬さんと話をしましたが、昔話や迷信は何かしら紐を解くと、ただのおとぎ話や迷信ではないのではと思えます。

***今の私から***
昔話や昔ながらの迷信は、本当に意味が有って言われてきたのだと、今では分かる様な諺などがいろいろ有ります。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿