アラフィフで開業した呑兵衛診断士の日記

名古屋のお酒好きアラフィフ診断士が5年余りの企業内を経て開業!仕事したり呑んだりしながら書き連ねる日記です(*^^)v

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2010年05月08日 11時08分11秒 | Weblog
そのマーケティングに感心した最近の新商品。

キリン・休む日のALC 0.00%

公式HP

シジミ900個分のオルニチンが含まれているとか。

肝臓を気にする酒呑みは、「シジミ」だの「オルニチン」の単語に弱いんです


ノンアルコールビール。

かつては若干のアルコールを含んでましたが、キリンフリーが完全なるノンアルコールビールとして登場して以来、市場競争が激化。

他の3メーカーからも一通り出揃い、酒屋やコンビニの棚を埋めた後、商品が一回転。

キリンフリーが先行者優位を獲得し、ノンアルコールビール市場の定番となった感があり、競争が一段落したかと思ってましたが・・・


火付け役のキリンビールがこんなものも用意していたとは


私の友人などは、これのおかげで休肝日がとれるようになって、休肝日には3本も呑んでるらしい

この「休む日のALC0.00%」

何が感心したかというと、「休肝日」という、酒類メーカーにとっては大きな脅威をノンアルコールビールで回避しただけではなく、「肝臓に優しい」を切り口にして新たな市場を切り開いたこと。

これはマルチブランド戦略なのかな?


ただのノンアルコールなら代替品でしかない。

「肝臓に優しい」というキーワードが加わると

「休肝日だから呑まない」が、「休肝日にはこれを呑もう」になる。


そして、これで多くの酒呑みが休肝日をとれば、肝臓が長持ちして、元々売りたい自社のビールが長く愛飲される、という寸法ですね。


個人的にビールメーカーのマーケティングは、サントリーさんが上手だな、と思っていましたが、今回のキリンビールさんのマーケティングには感心しました。


自分も企画担当者、診断士のタマゴとして、見習いたいもんです




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