発車のベルが鳴り、車内放送が終わると汽車は動き出す。窓から見慣れた町並みを抜け景色は広い大地へと変わる。汽車は私が毎日通う道と平行して走る。毎日見慣れた道の景色もこうして見ると随分と変わって見えると関心して一人をよいことに窓に顔を着けんばかりに食い入るように眺めていた。こうして私の汽車の通勤が始まった。私の職場の町の駅までの所要時間は約45分。さらに駅から会社まで歩いて15分、ちょうどよい距離間である。てくてくと歩く会社への道もまた新鮮さ感じた。こうした新鮮さも何か私の最後となるサラリーマン生活に活気を与えつつあった。そんな汽車通勤を始めたある日の事であった。続く‥‥。
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