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東山区の京都女子大学の東方にある。街道沿いであり少し高くなった場所で、比較的狭い敷地に境内と本殿が鎮座している。神社の由来は不明だが平安時代にこの地に清閑寺というお寺があり、その境内地にあったのではないかと言われる。そういった意味では当神社も 平安時代、あるいはそれ以前からあったのではないかと考えられる。清閑寺の守護神としての位置付けがあったようだ。
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最初から鎮守社として創建されたのではなく、近江国日吉大社から勧請されたと言われている。祭神は七神あり、特に大山咋神は各地の神社にも祀られていて、非常によく知られている。古事記にも日本書紀にも登場し、土地の所有を表す地主神とされ、比叡山延暦寺においても守護神として扱われ、さらに平安京などの鬼門の守護にも位置づけられたという。
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長期にわたって清閑寺の守護神として栄えてきたが、明治維新後は政府の方針によって清閑寺の領地は大部分が取り上げられ、同時に山王神社の境内も極めて狭いものとなった。後に守護神から切り離され、今の血に神社だけが移転して現在に至っている。ご利益は家内安全が主たるものだ。
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