五社之瀧神社
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五社之瀧神社へ行く。
東福寺の東側にあって、細長い住宅地の横を流れる小川沿いにある。全く知識がなく一般的な神社だと思っていたが、全く違っていた。
かなり離れたところに車を置いて歩いて細い路地を入って行く。住宅と住宅の間に石鳥居を見つけた。そこが入り口になっている。鳥居をくぐると、前方に小川、左右は無数の石鳥居。これらが重なるようにあちこち建てられており、その間にはこれも数多くの石灯籠等がある。赤い鳥居もあったので、伏見稲荷との関係を思ったが、確かにそれはそれで関係があるらしい。
しかしここは鳥居の間から石像の水道が突き出ていて、ずっと水が下へ流れ落ちている。下へ降りる階段があって、小川の音とともにこの水が流れ落ちる音も重なり、五社之瀧というようにちょっとした滝になっている。一般の神社にある拝殿や本殿らしきものもなく、写真撮っていたら一人のご婦人が花を持ってやってきて、参拝みたいな形で拝んで去っていった。
帰宅後調べたら、ここは「滝修行」の場と言う。今現在もここに修行に訪れる人がいて、いわゆる一般の神社のような、気軽に訪れて写真など撮るような場ではないということのようだ。
小川の水はそのまま東福寺の境内へ流れていく。その境内の中に東福寺の鎮守社である五社成就宮があって、その神社に関わる修行の場ということだ。SNS上なんかでは、京都のパワースポット、ミステリアスな場所、などといった情報が流れているようで、そのような軽々しい扱いを受けるところではないとのこと。
そのように聞くこと、なるほどと納得できる。この日は滝に打たれてる人はいなかったが、確かに下へ降りる階段もちゃんと整備されていて、ごく当たり前に利用されていると言うことが分かる、神社やお寺などで滝修行というのは、テレビなどで見たことがあるが、京都のこのような場所にあるなどということは思いもしなかった。
そういった意味で、このブログでも紹介はしておくが、そのような事前知識を持って訪れた方がいいと思う。少なくとも興味本位でパワースポットなどという軽々しい思いだけではいけないだろうということだ 。
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伏倉大神
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五社之瀧神社から北へ約100m。伏倉大神がある。
同じ小川沿いにひっそりとある神社だ。ここも同様に石鳥居をくぐると、多くの大小さまざまの鳥居が並んでおり、全体的に雑然としている。境内と言うべき敷地は極めて狭く、折れた枝などで全体が覆われており、とても歩きにくい石造物などもあちこち向いていて、中には石柱が傾いているものもそのままの状態。少なくとも修行の場ではないようだ。
名前からしても伏見稲荷の北の端の神社という感じがしないでもない。拝殿や本殿らしきものもなく、とにかく無雑作に多くの鳥居があちこち向いている。普通に見れば、かつての神社の成れの果て。もはや見捨てられた神社の跡とも見えるだろう。
しかしよく見ていくと、いくつかのやや大きめの鳥居には、真新しいしめ縄がしっかりかけられていたし、道沿いには平成三十一年の文字が入った小さな木造鳥居が奉納されていた。ということは今もちゃんと、神社として信仰の対象となっているんだろう。ただ管理の方が全くと言っていいほどされていない状態で、これは一体どこが管理している神社なんだろうかと思う。確かに夜中などこの前を通ると、不気味さを感じるかもしれない。しかし上記のように今も参拝されていることは事実だし、このような状態にあることこそが、この神社の役割と言うか何と言うか、通常の状態なのかもしれない。ネットなどで調べても情報は皆無に等しい状態。 Google マップにはこの神社の名前が出てくる。どう判断していいものか。
尚、画像は全て明るく写っているが、実際の現場は鬱蒼としていてかなり暗く、オートで撮影しているので、シャッター速度がかなり遅くなっている。そのため半分以上の画像が手ぶれ状態になってしまった。したがって掲載している画像にも、ぼんやりとした感じがあって、本来掲載できるようなものではないのだけども、しょうがない。
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