宇治川紅葉
昼過ぎには平等院を撮り終えて、宇治川を挟んだ向かい側の川沿いの道に渡る。こちらも紅葉特集雑誌などによく紹介される宇治川沿いの紅葉の名所だ。
1年前のブログでもここを紹介しているので、特に一つ一つは紹介せず、簡単な流れだけを説明しておく。
車で宇治川北岸の道に入り、いつもの興聖寺の無料駐車場に向かう。かなり広い駐車場で、ここを知ってる人はさほどいないようだ。したがってシーズン中でも余裕をもって駐車できる。ところがなんと、この日は駐車場へ至る参道の入り口に車止めが置かれていて、入ることができない状態になっていた。こんなこと初めてだ。参道そのものが狭くて人も多く、車のすれ違いが出来ず、去年まではアルバイトの人か誰かが、参道の入り口と駐車場との間で車の調整をしていた。今年はそれを辞めたらしい。
ということで仕方なく宇治橋の方へ引き返し、コインパークに入れようとした。当然満車だが、なんとラッキーなことに、コインパークのすぐ前まで来た時に1台が出て行った。その後すっと入り込んで駐車することができた。
(重要文化財 宇治神社 本殿)
(国宝 宇治上神社 拝殿)
(国宝 宇治上神社 本殿)
(恵心院)
ここから宇治川沿いのお寺や神社に立ち寄りながら、道沿いにある紅葉もを影していく。従って出発点は宇治橋北端。ゴールは興聖寺、と言う道をまっすぐ行く単純なルートだが、実際には途中の神社とお寺に立ち寄りながら行くので結構時間がかかった。
人出の方は平等院に比べるとやや少なめだが、大半の人は平等院止まり。特に観光バスツアーで来る団体客は、徒歩わずか5分でこちらまで来られるのに、平等院で終わってしまう。はっきり言ってもったいない。
(興聖寺 参道入口)
宇治川北岸にも名の知れたお寺や神社が並ぶ。特に圧巻は宇治上神社。拝殿と本殿が国宝に指定されている。つい先日、初詣にも行ってきた。そしてここの紅葉が見事としか言いようがない。あるいは恵心院。ここの境内も結構広く草木が密集しているが、紅葉の方も少ないものの、良いアクセントになってゆったりできる。ゴールの興聖寺もその参道沿いが見事。ただし興聖寺の境内は特に紅葉はない。緑が豊かだ。興聖寺にも宇治上神社同様、結構多くの人が訪れていた。参道入り口の東側に旅館があるが、この周辺の紅葉も素晴らしい。
実はここの道をさらに東へ向かうと、2㎞程先に天ヶ瀬ダムがある。その道沿いもあちこちに紅葉が広がっており、宇治川ラインとして知られている。しかしお寺などはないので、今回はそちらへは行かなかった。
興聖寺からコインパークへ戻る際にも、逆方向から紅葉を撮り続けて戻る。
平等院と合わせてこの地域の紅葉は、非常に満足感が高い。毎年来ているが、家の比較的近くということもあって、時折知っている人や教え子の保護者などにも会うことがある。なるべく避けたいものだ。もちろん長い立ち話になるのが嫌なのでという理由。あくまでも紅葉を楽しみ、撮影に集中したいというところだ。
平等院と合わせて1日かけてここら辺をめぐり、旅館もそこそこあるので宿泊するのもいいし、一人旅ではビジネスホテルもある。京阪電鉄及び JR奈良線の駅もすぐ近い。とても便利な場所なのでおすすめの場所だ。
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