この、自身が
織り上げし垣間見ゆく体験人生は
実に稀有ながらも
実に趣深し
そのたび、そのたび、
ツクられた、つくりだした、状況いかんに、
ものの見事に振り回されながら、、
そのたび、そのつど、生きるよ、死ぬよ、いきるか？死ぬか？
無理だ、がんばれば、つらい、かなしい
あらゆる思考と感情に揺さぶられし体験を
織り上げてゆく
だが、それさえ、もが、ばかばかしく疲れはてたのち
元来‥…‥……………すべてはなんにも起こっていないし
元来‥…‥……………生まれてきてもいないし
元来‥…‥……………死んでもいない、死ぬこともない
単なる次元次元にありて形を持ちたる、ありようだったり
そうでなかったりするだけ？らしいが
なんで、この世マボロシ界に、こんなに必死にと、さげすんだこともある、
ただ、いまは、なんとなしにでも
それだから、そんなだったから、いま、ここに居るし、
元来たるありようへと、もどりつつある
すべてはすべて無駄はなし
素晴らしい自身だけの唯一無二たりし次元人生に
誉れさえ感じゆくなりし
だが、これさえ肯定して
観ると
あらゆる自身から自身への
よりよき的確なりし、めっせーじへと
へんげし、てゆく‥…‥……………
何にもなき空気に、空間に
あーだ、いやだ、こーだ、こわい、どうしよう、と
こちら側から、はたから観ると
一人相撲みたいに
何にもなき空気に、何か見えてきたのか、
こわい、いやだ、と
一人相撲で、きゃーきゃー、ざわざわ、騒いでいるかのよう‥…‥……………
に、感じられれていた
元来‥…‥……………恐れはない
元来‥…‥……………恐いものは存在していない
元来‥…‥……………不安も存在していない
その瞬間瞬間
ありとあらゆる考えや感情があらゆる、なかった空間に
さも、あるかのように思い込まされ、信じこまされたかのように、
壁や恐怖たる現象をツクリダシていただけ
本当は、そこには、はなから、
なんにもなかったみたいだ、、