今朝何気にテレビをつけたら、画面に「ランエボ大集合」と表示されている。
ランエボって何ね?って調べたら三菱自動車のランサーエボリューションの略で、もう生産は終了しているスポーツカー。
ランエボ好きなオーナーが集合して、プロのレーシングドライバーがオーナーを乗せて運転する、という企画。何だか、夫の好きそうな話題だなぁ、とそのまま視聴。
素人の私でも走り出した車のエンジン音を聞いて、走りのいい車だってすぐわかった。
夫がよく言っていた。
「エンジンの音を聞きながらシフトチェンジしていくのが、マニュアル車の醍醐味なんだよ」
夫の故郷は北国で、関越道が前橋までしか開通していなかった頃は碓氷峠を越えて行った。190近いカーブ。道幅は狭くて、カーブを曲がったらまたカーブの連続。
夜遅くあたりは真っ暗で車のヘッドライトだけが頼り。凄い勾配でTOP では登れなくてシフトダウンしながら、夫が冗談を飛ばす。
「今ここで車が落ちたら、俺たち見つからないかも」…そんなこと絶対起きないと、夫を信じていた私は全然怖くなかったっけ。
運転音痴の私の為に、最後の車は自分もオートマにしていたけれど、本当はマニュアル車で走りたかったんじゃないかなって…ゴメンと思う。
夫の免許証、最後になった車の鍵、捨てられなくてまだ持っている
私の運転免許証はマニュアル車OKだけれど、もう、無理。オートマに慣れちゃってクラッチ繋げませんて。