仕事の都合で帰宅したのは午後8時。夕食の支度をしていたらワン
コが物欲しそうにしていたので、大根をあげた。少ししたら、何だか
様子が変だ。しきりに口を開けている。もしか、大根がつかえた?
泡を吹いて舌を出していて、心なしか唇がチアノーゼっぽい。
人も犬も窒息の対処は一緒かな?と思いつつ背中をバシバシ叩く。
少したったら口から大根が飛び出した。小さい。こんなもので詰まっ
たのか。今更ながらワンコの年齢を思う(13歳)。
まだしきりに口を開けるのでバシバシと叩く。このまま死んじゃったら?
ワー、飼い主の過失だよ~。ワンコ、頑張れ~と背中を叩き続け…。
目を見開いているから、れ?。全身を観察してみると、呼吸はしている。
脚が冷たい。苦しかった、叩かれた。どうも犬なりにパニックになったよ
うだ。少ししたらヨタヨタと歩き出した。しっぽを振っている。
あぁ~、良かったよ~。明日お葬式になるところだった。
これからは硬いものや大きいものは駄目ね。老犬だもの。ごめんね。