りんごの泪

先程、夫が帰ってまいりまして。



私と娘は通常２０時過ぎには夕食を食べ終わっておりますので（２１時には寝たいという娘の主張による）、普段帰宅が２１時を過ぎる夫はたいてい帰宅後にひとりで夕食を食べます。

炒め物とか、作ってすぐでないとおいしくないものは、夫のぶんだけ材料をとっておいて後から作るのですが、汁物とか煮物、ごはんなどは基本的に一緒に作っておいてレンジでチンです。



今日も、夫が帰宅後に私が夫のぶんの炒めものをしており、その横で夫は自分が食べるごはんとか他のおかずなんかをレンジでチンするわけです。



すると。




ぬあ－－－－－－－－－－－－－－－っっっっ！！

という雄叫びとともに、電子レンジの中から何かコゲたような、それでいて妙にあま～い香りが・・・



なんと。



夫は、ごはんと間違えて、タッパーに入れていたりんごをレンジでチンしておりました。







すっかり汁が出てふにゃふにゃになった、悲しきりんご。



あまりにも忍びないその姿に、コレはやはりきちんと完食しなければ。と意を決し、食べました。



すると。



なんというか、甘さ控え目のりんごのコンポートといった感じ。（まあ、確かにある意味煮りんごですから。）

食べられないようなシロモノではなく、たとえばちょっとシャレたカフェなんかでデザートとしてケーキの付け合わせなんかに出されると、う～ん、オシャレ・・・とか思って普通に喜んで食べてしまいそうな味。



で、ですね。



私が嬉しそうに写真に撮ってると、夫いわく・・・


ブログに載せんといてよ。誰かがマネしてやってみて、あまりのおいしさにレンジリンゴちゃんとかいう名前で特許とって、それが爆発的にヒットして億万長者になったら悔しいけんのう。

ですって。



まあ、確かにマズくはないし、普通においしく食べられましたけども、やっぱりりんごはナマで食べた方がいいと思います・・・



とは言いつつ。



特許取るなら、事前に開発者であるウチに相談してね。みなさん。