終わらない演奏会

不惑の道を歩みながらも未だ惑いっぱなしの筋肉おばはん帯の、ヘヴィーでメタルでどうでしょうな日常です。

水没都市

2006-05-10 20:49:48 | 食べ物
今日は、1日中強い雨が降り続いています

この地方は夏場、渇水になることが非常に多く、日々報道されるダムの貯水率に一喜一憂しながら生活することも珍しくありません。

私が結婚した年は、稀に見る大渇水の年で、いちばんひどい時期には夜の9時から3時間しか水が出ないという事態もありました。

そんな土地に暮らしているため、雨の日には喜ばないといけないくらいなのですが、この大雨と湿度でじめじめして、何だか体も疲れてきます・・・

私は、頭痛と腰痛で雨を予測できるほど、体調が天気に左右されます。
高校時代に経験した腰の怪我からきた頚椎の変形とか、産後何度か経験したぎっくり腰とかが原因ではないかと思っているのですが、今日も1日、鎮痛剤を4時間おきに飲み続け、帰宅した時には既に何をする気力もなし・・・

そこで、またまたええじゃないか運動を繰り広げるべく、子供と近所のうどん屋に行きました。



月見おろしうどんです。
ここのうどんは比較的麺が太くコシがあるので、その特性を思う存分味わうにはぶっかけでいただくのが最高です。
逆に、冬場は具だくさんの鍋焼きでいただくと麺がヘタリすぎず良い食感でいただくことができます。

ここのうどんはていれぎの水という日本名水百選にも選ばれている水を使用しています。

ていれぎの水とは四国八十八ヶ所 48番札所 西林寺のそばにあります。

その昔、弘法大師がこの地を訪れたとき、ある老人に「水を1杯下さい」と所望したそうです。
しかしこの地は昔からの渇水で、水は遠くまで行かないとありません。
そこで老人は、炎天下を遠くまで水を求めて歩き弘法大師に差し出したそうです。
その老人の優しさに心を打たれた弘法大師は、この地に1本の杖を差込みました。
するとそこからたちまち水が溢れ出し、泉となって人々をかんばつから救ったという事です。

この話がホントか、ただの言い伝えかはわかりませんが、この泉は杖ノ淵と呼ばれて、今も市民から親しまれている名水です。
(どうでしょうマニアの方へ・・・四国八十八ヶ所3で、いきなり登場したモリが車の中で「名水百選というのがありますッ!」と言って、大泉さんや藤村さんに「水飲みたいです!とか言ってる場合じゃない!」とたしなめられた例のアレです。)

うどんの話から、弘法大師の話まで大きく話がそれましたが、とにかくここのうどんはおいしいということです。

ここのうどんがおいしいのも、ちゃんと雨が降って豊かな地下水が名水百選として恵をもたらしてくれているからこそ、です。

天気予報によると、今週はずっと雨が降り続くようです。
外出するのもおっくうになるし、体調も崩れがちになりやすいですが、雨を疎ましく思わず、恵の雨に感謝して過ごしたいところです




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2 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
水没ですか (みどり)
2006-05-11 05:45:56
こんにちは。



筋肉おばはん帯さんの記事を読んで、昨日自分がなんで

あんなに頭痛薬を飲んでいたのかわかりました。

雨が近くて湿気てたんですね。

(なんだか痛くて、無意識に数時間おきに飲んでました)フムフムと納得!



四国の話は全然見ていないので、これからが楽しみですが、

いろいろなエピソードがあるんですね

”うどん”と”水”の関係もいいですね。

もリーダーは、今回の映画の撮影で美味しいうどんと美味しい水をたっぷり味われたことでしょう。
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みどりさんへ (筋肉おばはん帯)
2006-05-11 20:43:21
こんばんは。



頭痛はホントに嫌ですよね



私の友人で、「頭が痛いって、どんなのかわからない」

って言う人がいます。

頭痛持ちに言わせれば、羨ましい限りです。



四国八十八ヶ所は私も3しか見てないのですが、四国の狭いクネクネ道をひたすら走る車内でのぼやきと車酔いがメインという地味な企画です。



ただ、そういった状況の中での大泉さんと藤村さんのやりとりは見ものですよ。



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