金木病院

太宰治のふるさと津軽の金木町。危機に瀕した金木病院がみんなの協力でもちこたえました。

救急再開の現場記録!

金木病院・観光地としての役割

2006年11月21日 06時41分24秒 | 金木病院を守ろう
秋田の観光地田沢湖。その町にある病院の救急体制がこのたび取り下げとなった。(10.13 毎日新聞)救急患者は15分先の角館に運ばれる。

「観光産業に頼る地域という観点からも、救急病院の空白化は深刻な問題だ。田沢湖地区の温泉パック旅行の客足が鈍ることを懸念し、市に救急指定再申請を要請している旅行代理店もある。市対策室は『この事態が長引けば、地域全体の集客にも影響しかねない』と危機感を募らせる。」(同紙)

まるで金木町にそっくりそのままあてはまる。太宰のふるさと「金木町」はいまや全国ブランドである。現地に救急体制があるかないかは観光業者にとっても観光客にとっても実に重要な要素なのだ。観光客は救急体制の不備な観光地を敬遠する。観光の町「金木町」は大きな損害を被るだろう。むしろ・・太宰のふるさと「金木病院」と銘打ち医療体制を充実するほうが理にかなうというものだ。

地吹雪ツアーで体調を崩した参加者が、救急体制の不備で犠牲を強いられたなどという事態にでもなれば、とてもしゃれでは済まされない。