2006年11月19日 山形新聞ニュース
県は18日までに、県内15市町・組合の2005年度の病院事業会計決算の状況をまとめた。10団体までが単年度で赤字を計上。真室川町を除く14団体が累積欠損金を抱え、その合計額は04年度を1億3000万円上回り、167億2000万円に膨らんだ。
http://yamagata-np.jp/kiji/200611/19/news06659.html
一人の医師は年間平均5,000万円~1億円の仕事をするといわれている。医師が減ると大きな減収となる。病院経営が赤字になると医師の待遇は向上しないから、激務に耐えられず病院を去る。出口の無い「負」のスパイラル現象だ。
地方の自治体に、独自に医師を確保する体力や能力などあろうはずもない。医療の地域格差はますます拡大するだろう。地方では安心してくらせない・・そんな国はまっぴらごめんだ。国は医師供給システムを根本的に見直す必要がある。地方を優遇する財政的措置や法整備を早急におこなうべきである。
県は18日までに、県内15市町・組合の2005年度の病院事業会計決算の状況をまとめた。10団体までが単年度で赤字を計上。真室川町を除く14団体が累積欠損金を抱え、その合計額は04年度を1億3000万円上回り、167億2000万円に膨らんだ。
http://yamagata-np.jp/kiji/200611/19/news06659.html
一人の医師は年間平均5,000万円~1億円の仕事をするといわれている。医師が減ると大きな減収となる。病院経営が赤字になると医師の待遇は向上しないから、激務に耐えられず病院を去る。出口の無い「負」のスパイラル現象だ。
地方の自治体に、独自に医師を確保する体力や能力などあろうはずもない。医療の地域格差はますます拡大するだろう。地方では安心してくらせない・・そんな国はまっぴらごめんだ。国は医師供給システムを根本的に見直す必要がある。地方を優遇する財政的措置や法整備を早急におこなうべきである。