金さんの「あっちこっち」Hot Line

大好きな奈良を走る金さんの東奔西走の日常活動録。家庭菜園や地域活動や、学校支援に走ります。

格差社会について NO400

2007年08月06日 | 過去の記事
 今回初めて支援のお願いに行った企業にお礼の訪問をすると、「格差社会」とよく言われるが、解消に向けてどのような取り組みが必要か?との質問を受けました。

 人生や労働に対する価値観の多様化する社会にあって、その人がどのような価値観を持っているかが重要ではないか。

 例えば、働き方については、従来の終身雇用制が崩壊し、パートや人材派遣や、ワークシェアリングなど多様な就労形態が生まれてきて、企業や勤労者の就労意識が変化してきました。

 その中で、ニート、フリーターが社会現象となり、低経済成長の中で働きたくても働けない、職場がない、また「ワークプアー」と言われる労働をしても低賃金でしか働くことが出来ない状況のもとで生活している若者を指して格差社会が拡大しているという人がいます。現在は、経済価値を基準として格差を論じています。
 しかし、若者の中で、自由な時間を享受したい。働くだけが人生の価値ではない等々、労働・就労に対する価値観が変化してきていることも事実です。

 そんな中で、そこから根け出したいと考える若者への支援策はという質問かと思い、公明党が推進し与党で取り組んできた施策を説明しました。


公的機関のサポート施策は増加しています。

1.若年雇用対策
(1)「日本版ラーンダイレクト(仮称)」(草の根eラーニング)を推進
若者・フリーター等が就職・仕事に役立つ知識・スキルを、学びたい時にパソコンやネットワークを活用してジョブカフェ・教育機関・商工会議所などの施設で気軽に受講できるシステムを確立する。(デジタルデバイドの問題は残るが!)

(2)若年者雇用対策関係相談員(キャリア・コンサルタント)制度の抜本改革
現在、複数に分かれている若年者向けのキャリア相談・就職支援事業を実施している相談員制度を抜本的に見直し、より効率的なサービスが提供できるよう改革する。

(3)「若者自立塾」の拡充
平成17年度から始まった若者自立塾(NEETなど若年無業者が合宿形式の集団生活の中で、生活訓練や労働体験を通じて、社会人として必要な基本的な能力や勤労観を身につけ、働く自信と意欲を醸成する事業。17年度は、20ヶ所で実施予定)をさらに拡充・推進。通所支援型のNPOとの連携も促進されている。

(4)「キャリア・パスポート」制度の創設
若年者が、ボランティア活動参加などの実績を記録し、就職に活用できる「ジョブパスポート」(平成17年度創設)をさらに発展させ、転職履歴、アルバイト経験、資格等も含めたより総合的な「キャリア・パスポート」制度を導入する。

(5)「若者自立・挑戦プラン」の調整機関・評価機関の設置
若者自立・挑戦プランの各政策を総合調整し、かつ事後アセスメントを実施して政策の効率化を図る機関を政府内に設置する。

(6)公的機関におけるインターンシップの拡充
現在高校・大学・大学院生を対象に厚生労働省・文部科学省などで実施している公的機関でのインターンシップを拡充する。(中学校における就労体験学習制度の実施)

 などなどを話しました。「へぇ~~~、あっそうですか!!」と熱心に聞いていただいて新たな認識を持っていただけました。(十分に書くことが出来ませんが、ご了解ください)

 午後の議員総会でも、今回の選挙総括として、より強固な支持者獲得のてめにも、政策や実績を日常的にしっかりと話し込んで行くことの重要性を訴えられましたが、まさに今日の午前中の企業訪問で実感しました。

      猛暑に負けないで日常活動に頑張ろう!!




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