今日からはこの暑さが続きそうですが、逆転勝利のために訪問活動を続けよう。
訪問の途中で猿沢池を通りましたが、いつもと違って水面にアオコ?が一面に発生していました。
昔から、猿沢池七不思議と言われることがありましたが、その七不思議とは
▪ 澄まず
▪ 濁らず
▪ 出ず
▪ 入らず
▪ 蛙はわかず
▪ 藻は生えず
▪ 魚が七分に水三分
猿沢池の水は、決して澄むことなくまたひどく濁ることもない。水が流入する川はなくまた流出する川もないのに、常に一定の水量を保っている。亀はたくさんいるが、なぜか蛙はいない。なぜか藻も生えない。毎年多くの魚が放たれているので増えるいっぽうであるにもかかわらず、魚であふれる様子がない。水より魚の方が多くてもおかしくないような池。
と言われましたが、「濁っている」「藻は生えている」どうなったのでしょうか!!
生活雑排水が流れ込んだとは思われませんが原因が分かりませんが、長年の湖面に落ちたチリ・ゴミの堆積物によって微生物の働きで藻が発生したのか?
気温が一気に上昇して起こったのか?素人の私には分かりませんが対策が必要ですね!
管理者が奈良県で県でも1300年記念事業までに、この猿沢池の水を7不思議のように実現したいと、最近地元の人たちに聞いたり調査をされているようです。
この現実を見て私も一度挑戦をしてみたい気持ちになりました。方法は、『有用微生物群」EM菌による対策です。奈良県は許してくれるでしょうか??
河川浄化や、悪臭対策、湖の浄化に実績があるEM菌の活用を奈良県は考えないでしょうね。
猿沢池の水の容量が分かれば、EM活性液の投入量や、EM団子の投入量を決めて、一定期間投入を繰り返し、その後は自動点滴で、EM活性液を継続して投入することで解決することが予想されますがそこまで研究をしてみようと言うことは無いでしょうね。
いまは忙しいのでこの問題は少しおいておきます。
猿沢池と言うと思い出すことがあります。それは、燈火会が始まった頃のことですが、奈良県の観光課長と食事をした時に、芥川龍之介の「竜」の話から、我々で、恵印法師が口からでまかせに言った、『三月三日この池より竜昇らんずるなり』と筆太に書いた建札を立てた話を何とか実現できないかというものでした。
いろいろなアイディアの中で実現可能なものとして、レーザー光線で出来ないかというものでした。研究をしようと決まりましたが、燈火会が忙しくなり、年を重ねているうちに観光課長が国の方に戻ることになって立ち消えになりました。
まさに、恵印法師の竜のように、3月3日。群衆が見守る中で、
「まるで線香の煙のような一すじの雲が中空《なかぞら》にたなびいたと思いますと、見る間にそれが大きくなって、今までのどかに晴れていた空が、俄《にわか》にうす暗く変りました。
その途端《とたん》に一陣の風がさっと、猿沢の池に落ちて、鏡のように見えた水の面に無数の波を描《えが》きましたが、さすがに覚悟はしていながら慌てまどった見物が、あれよあれよと申す間もなく、天を傾けてまっ白にどっと雨が降り出したではございませんか。
のみならず神鳴《かみなり》も急に凄じく鳴りはためいて、絶えず稲妻《いなずま》が梭《おさ》のように飛びちがうのでございます。それが一度鍵の手に群る雲を引っ裂いて、余る勢いに池の水を柱のごとく捲き起したようでございましたが、恵印の眼にはその刹那、その水煙と雲との間に、金色《こんじき》の爪を閃《ひらめ》かせて一文字に空へ昇って行く十丈あまりの黒竜が、朦朧《もうろう》として映りました。」(芥川龍之介ー「竜」より引用)
のように私も黒竜を楽しんだことを思い出しました。
奈良の昔話ですので皆さんも一度読んでください。
インターネットの図書館、青空文庫に掲載されています。
http://www.aozora.gr.jp/
訪問の途中で猿沢池を通りましたが、いつもと違って水面にアオコ?が一面に発生していました。
昔から、猿沢池七不思議と言われることがありましたが、その七不思議とは
▪ 澄まず
▪ 濁らず
▪ 出ず
▪ 入らず
▪ 蛙はわかず
▪ 藻は生えず
▪ 魚が七分に水三分
猿沢池の水は、決して澄むことなくまたひどく濁ることもない。水が流入する川はなくまた流出する川もないのに、常に一定の水量を保っている。亀はたくさんいるが、なぜか蛙はいない。なぜか藻も生えない。毎年多くの魚が放たれているので増えるいっぽうであるにもかかわらず、魚であふれる様子がない。水より魚の方が多くてもおかしくないような池。
と言われましたが、「濁っている」「藻は生えている」どうなったのでしょうか!!
生活雑排水が流れ込んだとは思われませんが原因が分かりませんが、長年の湖面に落ちたチリ・ゴミの堆積物によって微生物の働きで藻が発生したのか?
気温が一気に上昇して起こったのか?素人の私には分かりませんが対策が必要ですね!
管理者が奈良県で県でも1300年記念事業までに、この猿沢池の水を7不思議のように実現したいと、最近地元の人たちに聞いたり調査をされているようです。
この現実を見て私も一度挑戦をしてみたい気持ちになりました。方法は、『有用微生物群」EM菌による対策です。奈良県は許してくれるでしょうか??
河川浄化や、悪臭対策、湖の浄化に実績があるEM菌の活用を奈良県は考えないでしょうね。
猿沢池の水の容量が分かれば、EM活性液の投入量や、EM団子の投入量を決めて、一定期間投入を繰り返し、その後は自動点滴で、EM活性液を継続して投入することで解決することが予想されますがそこまで研究をしてみようと言うことは無いでしょうね。
いまは忙しいのでこの問題は少しおいておきます。
猿沢池と言うと思い出すことがあります。それは、燈火会が始まった頃のことですが、奈良県の観光課長と食事をした時に、芥川龍之介の「竜」の話から、我々で、恵印法師が口からでまかせに言った、『三月三日この池より竜昇らんずるなり』と筆太に書いた建札を立てた話を何とか実現できないかというものでした。
いろいろなアイディアの中で実現可能なものとして、レーザー光線で出来ないかというものでした。研究をしようと決まりましたが、燈火会が忙しくなり、年を重ねているうちに観光課長が国の方に戻ることになって立ち消えになりました。
まさに、恵印法師の竜のように、3月3日。群衆が見守る中で、
「まるで線香の煙のような一すじの雲が中空《なかぞら》にたなびいたと思いますと、見る間にそれが大きくなって、今までのどかに晴れていた空が、俄《にわか》にうす暗く変りました。
その途端《とたん》に一陣の風がさっと、猿沢の池に落ちて、鏡のように見えた水の面に無数の波を描《えが》きましたが、さすがに覚悟はしていながら慌てまどった見物が、あれよあれよと申す間もなく、天を傾けてまっ白にどっと雨が降り出したではございませんか。
のみならず神鳴《かみなり》も急に凄じく鳴りはためいて、絶えず稲妻《いなずま》が梭《おさ》のように飛びちがうのでございます。それが一度鍵の手に群る雲を引っ裂いて、余る勢いに池の水を柱のごとく捲き起したようでございましたが、恵印の眼にはその刹那、その水煙と雲との間に、金色《こんじき》の爪を閃《ひらめ》かせて一文字に空へ昇って行く十丈あまりの黒竜が、朦朧《もうろう》として映りました。」(芥川龍之介ー「竜」より引用)
のように私も黒竜を楽しんだことを思い出しました。
奈良の昔話ですので皆さんも一度読んでください。
インターネットの図書館、青空文庫に掲載されています。
http://www.aozora.gr.jp/
さて、猿沢池の昨今の状態で、夏場は最悪ですね。毎年ドブ臭がします。水が全く入れ替わらない事に起因しているのですが、温暖化での夏場の気温上昇も影響しているのかも知れません。私の子供の頃から状態は変わっていない訳で、この頃はドブ臭はしませんでしたから、周辺の環境変化は怖いです。もっとも、夏場は赤潮の様な物は出ていましたが。
「猿沢池の浄化」・・・つまり、県は、金野先生の書かれた「澄まず・濁らず・・・」の状態を造り出す、としていますが、水の入らない状態での浄化作業は、24時間濾過器を回す事になります。こうなれば、ランニングコストは半端では無くなりますし、濾過装置の浄化も必要です。濾過する、と云う事は汚濁物を濾過器内に集める、と云う事で集まった物は水で洗い流さないと詰まってしまいますし、水で流す事は、猿沢池以外の所へ汚濁物を流してしまい、別の問題を引き起こします。
水の入れ換えが常時有れば、自然循環が有りますので濁りませんし、汚濁物も常時流れていき滞留しませんので汚染度は少ない、と感じます。濾過器洗浄は、一時的に大量の汚濁物が流出しますので、問題に成る訳で、自然な循環を自然に出来なければ、流入経路を人工的に作り出す事も必要でしょう。また、五十二段横の唯一の流入口周辺で、ドブ臭がしていたので、このままこの経路で流入すると更なる汚染も起こります。
EM菌の投入は、一定の効果は期待出来ると思います。それには、県が主導権を取るのではなくて、菰川でおやりに成られている様に、周辺の住民がまずやって、県も一緒に、と云う手段を取らないと、役所にばっかり「やれ!やれ!」なんて言っても動きません。周辺がまず何とかする、結果が出れば行政も認めますので後から付いてくるでしょう。それ以前に、EM菌なんて、この辺の年寄り住民と旅館経営者は知らないし、効能に至っては・・・なのではないでしょうか?
これは、今まで、役所に文句だけを言っていただけの集団と、文句を言われ続けて頭に来ている役所とのせめぎ合いの結果です。別の問題ですが、以前「鶴福院町電柱地中化工事」で、一年近く鶴福院町が通行止めに成りました。その結果、猿沢池周辺への車輌流入が不自由に成ったので、自分が市役所へその事を申し入れました。その結果、猿沢池方向への誘導看板の設置が行われました。これを某旅館の若手が「猿沢池方向の誘導看板が出来て便利に成った」と脳天気な会話をしよりましたので頭に来て「あの看板は市役所が気を利かして作ったのではなく、申し入れをしたから出来た。放っておいて出来た物では無い!!!自館でも問い合わせの際、説明するが、『流入経路が見あたらない』と云う問い合わせが多く難儀しているから、何とかしてくれ!と云う手段で申し入れを行ったから出来た物だ!」と怒ってやりましたが、旅館の若手もこんなレベルです。
他人が何とか・・・に甘えていて、自分から事を起こして何とかする体質では有りません。こんな事だから、旅館はアホ扱いされるのですね。自業自得かな???
菰川は今年は今のところ「ゾンビ」はでていませんし河川流域の臭いもありません。
新大宮の「ムクドリ」も今年は退散してもういません。(といってもどこかでまた騒いでいると思いますが)
NO403ですかね!!
「旅館は自業自得かな」と言ってられませんよ。
ホテルの進出対策が必要ではないかと思いますが??
よろしくお願いします。
「なら燈花会」本当にお疲れさまでした。
皆さんの活躍には本当に脱帽です。来年に向かってまたよろしくお願いします。