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金さんの「あっちこっち」Hot Line

大好きな奈良を走る金さんの東奔西走の日常活動録。家庭菜園や地域活動や、学校支援に走ります。

NO159 奈良県大会の準備

2006年10月04日 | 過去の記事
午前中は、県本部で大会運営の打ち合わせを行いました。午後は、生駒市や、郡山市の議員と大会の草稿原稿づくりを行いました。9月30日に行なわれた、全国大会で示された「運動方針』 「重点政策』があまりにも膨大で、奈良県版への転換が大変です。

特に奈良県の明年の活動方針との整合性や、党本部の方針を省略するのに苦労をしました。毎年この時期は、何日も徹夜に近い状態で政策づくりを行ってきましたが、今年はとりわけボリュームたっぷりでこうしてブログを書いているどころではありません。でも、「朝1番に読んでますよ!!」と声をかけていただく方を励みにさせていただいています。

夜は、食事をしながら奈良の観光振興のために何が必要かを熱く議論しました。特に、奈良市の観光振興施策についての将来計画がないこと。また、私が提案してきた、グリーンツーリズムへの気運が高まってきたこと。そして、広域に点在する観光資源を中心に門前町を形成する都市計画について持論を展開した事。市長の観光施策の「誘 客」のターゲットである「中高年の女性』「修学旅行』「コンベンション誘致』への具体的取組については特に熱が入りました。

また、老春手帳優遇施策についても議論が展開されましたが、奈良交通との交渉と元気な高齢者づくりの関係で制度の原点に返って見直しや対応策の必要性を語りました。よくニュース番組で、国会議員が会合のために料亭に入っていくシーンが映し出されますが、「政治は、夜創られる』と言いますがそんな実感をしました。(しかし国会議員のようなものではありませんでしたが)    

先日も少し述べましたが、最近、奈良市や各種団体で観光振興の計画を創るために多くの労力が費やされていますが、それを実行し推進する母体がどこなのか、誰なのか、また、「推進母体強化のための誘導策や奨励策はあるのか」この視点が抜けているような気がします。またそれが「住民にどのように還元され満足度を増す事が出来るのか」の観点が欠落しているように思います。

行政がすべき事は、住民サービスの向上であり、住民満足度の増加です。「観光振興によって税収の増加を図る』という説がありますが、この視点も重要ですが、観光関連業者を支える企業・商業者の活性化や創業企業の増加の施策は?また、奈良市税の多くは、朝早くから満員電車に揺られて出稼ぎに行ってくれているサラーリーマンの源泉税です。

企業家は奈良市の発展の先導役を図っていただきたいし、行政は、奈良市の将来像を明確に示していただきたいし、そのための誘導策を積極的に展開をしていただきたいと思います。 
2010年 「遷都1300年祭」に向けて奈良市が数十億円を負担するというのであれば、奈良市の住民福祉がどのように充実されるのかを示す必要があると思います。また、奈良県にあっては、数百億円を費やすというのであれば、早くその全体像を明確に示し自治体や行政や市民の協力体制を求めなければいけないと思います。そしてその効果が「このようになります』と明確に示す必要があります。

行政は、「経営感覚』や「費用対効果』をよく口に出しますが、企業経営をした事のない人が経営感覚がわかるのでしょうか。
行政は、英知を集めて将来像や方向性を明確に示し、そのための誘導策や、奨励策を懸命に図っていく事が求められるのではないでしょうか?


今日はチョットと過激な発言になりましたが、元に戻って、県大会の原稿づくりに頑張ります。



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3 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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家業経営者 (金田充史)
2006-10-05 23:51:38
度々登場の観光事業者です。市長氏の、誘客対策の「中高年の女性」「修学旅行」「コンベンション」は、大切な事です。我々もほったらかしにしている訳では有りません。しかし、どうやって誘致するのですか?まず「中高年女性」に何を見せるのですか?「修学旅行」は、何処の地区の、小学生、中学生、高校生、の何処の年齢の生徒様を相手にするのですか?「コンベンション」は、何人規模のどの団体を誘客しようとしているのですか?また、これを全部、たった二人の近畿日本ツーリスト出身の東京事務所で賄うのですか?また修学旅行が、どの地区から来て居られるか、市長は、知っていますか?観光プロモーションは、どうやったら効果が有るか、また、今、一般の観光客の皆さんは、何処で旅行を頼んで居られるか、調査されたことが有りますか?



今の市役所の職員氏に、残念乍ら、上記の事が半分判って居られる人は、市長を含めて一人も居られないのではないでしょうか。役人に経営感覚といったって、税金をぼったくるばっかりで、入ってくる事が当たり前の状態では経営では無いのに、無理な話です。



また各種団体の観光振興策と云うのは、市役所の御用組合式で、結論ありきの振興策なので、キチンとした議論になっていません。「金田は口を慎め」議論も有るかも知れませんが、悪い奴に悪いと申し上げているだけで、何にも役に立たない団体なのでは無いですか?その証拠に観光協会は、何をやっていますか?商工会議所の観光部会は?A、B、両部会の成果は何ですか?旅館組合は、手前みそですが、修学旅行部会は、動いています。



結論を申し上げますと、市役所も団体も、役職の名前の欲しい方々が余りにも多すぎて、役職に甘んじて、本来の職務分掌をしていない事に、原因が有ると思います。



だから一番槍が必要なんですよねっっ!金野先生!

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金田は口を慎め (kin3)
2006-10-14 22:53:41
もっともです。その憤りをどこにぶつけるのですか?

現状を嘆く事は誰でも出来ますよね?? 私もよくやりますが・・・・・



新しい試みでそれを見せておられる事を、わたしはわかります。

「まちかど正倉院展』成功すると良いですね。



「その憤り』を新しい形で、目に見える形で作り上げましょう。

奈良市もその用意はありますよ。



しがらみに縛られた世界を、[ブレークスルー』しましょう!!!



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RE.金田は口を慎め! (金田充史)
2006-10-20 19:47:14
 申し訳ありません。慎まないといけませんな-。他の所へ影響を及ぼす事にも成りかねません。



しかし、ただ一つだけ、「補助金」の件で有ります。情けないかな、資金的見込みが無く、涙を飲んだ事業、縮小した事業、金がほとんど無くても何とかなった事業、色々やりましたが、総じて、金が有りませんでした。で、此も覚悟の上ですが、つまらぬ事しか出来ませんでした。しかし、かたやふんだんな事業資金で結果も出ていない事業をどんどんやられるのを見ると、「一体全体この俺は、何をやってんだー!?」という気分に成ってしまいます。もう一寸有ったら・・・というのが何度有ったか判りません。ただ、無い金で何とかする癖が付いた事も事実です。



 無いところで何とかするのが金田流なら、それはそれで結構。しかし、一寸位は面倒見てネッて言いたいですね。



最小の経費で最大の効果を上げましょう。金が無くとも、知恵で何とかなります。セコーい事業なら何とかしましょう。



次は、「修二会」に合わせたプロモーションを考えています。また見ていて下さい。





 



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