KIMUKAZU blog

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SV165とNeptune-C Ⅱを用いた直焦点撮影(5)

2021-12-02 16:58:38 | 星雲・星団
(1)SV165とNeptune-C Ⅱを用いた直焦点撮影概要
 ・撮影対象(カシオペヤ座)
  M52[18,21]
  NGC146[19,21]
  NGC663[20,21]
 ・機材
  望遠鏡:SVBONY SV165 120mm F4[1-3]
  イメージセンサ:Player One Neptune-C Ⅱ(SONY IMX464 1/1.8型 2712x1538 2.9μm)[4-6]
  フィルタ:Player One UV IR-CUT 1.25"[7]
  架台:AZ-GTi赤道儀化マウント[8-11] 恒星追尾モード、プレートソルブと同期[12]
 ・画像処理
  パソコン:WindowsノートPC(Core i5 2.30GHz 、8GB、240GB-SSD)
  イメージキャプチャ:SharpCap4.0[13] Snapshot(png)、Live Stack(fits)
  画像解析:マカリ[14-15] 画像演算(左右反転、回転)、fits→tif変換
  画像処理:ImageMagick[16] tif→jpg変換、トリミング処理

(2)SV165とNeptune-C Ⅱを用いた直焦点撮影結果

2021-11-28 20:59 M52
Neptune-C Ⅱ, SV165 120mm F4(UV IR-CUT)
Neptune-C Ⅱ, Gain 300, Exp. 4sec, WB(Auto)(B=245 G=0 R=370), 2712x1538, RGB24, StackedFrames=75, Total Exp. 300sec
※M52を自動導入後、プレートソルブと同期を実施


※M52付近をトリミング(1280x1024)


2021-11-28 21:21 NGC146
Neptune-C Ⅱ, SV165 120mm F4(UV IR-CUT)
Neptune-C Ⅱ, Gain 300, Exp. 4sec, WB(Auto)(B=246 G=0 R=375), 2712x1538, RGB24, StackedFrames=75, Total Exp. 300sec
※NGC146を自動導入後、プレートソルブと同期を実施


※NGC146付近をトリミング(1280x1024)


2021-11-28 21:34 NGC663
Neptune-C Ⅱ, SV165 120mm F4(UV IR-CUT)
Neptune-C Ⅱ, Gain 300, Exp. 4sec, WB(Auto)(B=246 G=0 R=375), 2712x1538, RGB24, StackedFrames=75, Total Exp. 300sec
※NGC663を自動導入後、プレートソルブと同期を実施


※NGC663付近をトリミング(1280x1024)

・対物レンズ口径:30mm
・ドーズの分解能:3.86"
・イメージセンサ分解能:9.97"相当
(イメージセンサ画素ピッチ:2.9μm)
・倍率(FOV):x21(2.13°)

(3)まとめ
電視観望(Electronically-Assisted Astronomy:EAA)を目的に、SV165にNeptune-C Ⅱを取り付け、AZ-GTi赤道儀化マウントに搭載し、直焦点撮影を試みた。
月のないきれいな都内の星空の中で、カシオペヤ座のM52、NGC146、NGC663の撮影を試みた。
プレートソルビング技術の応用、および、ライブスタック機能を活用することで、良好なM52、NGC146、NGC663の画像を撮影できた。

参考文献:
(1)SVBONY SV165 コンパクトガイドスコープ 30mm/120mm F4
(2)SVBONY 天体望遠鏡ファインダー ミニガイドスコープの紹介
(3)ガイドスコープをSV305に組み合わせテスト
(4)Neptune-C II USB3.0 Color Camera (IMX464)
(5)SONY IMX464LQR
(6)Player One - Cameras and Astrophotography
(7)S-series UV IR-CUT 1.25″ Filter
(8)AZ-GTi赤道儀化マウント-goo blog
(9)AZ-GTi赤道儀化マウント(2)-goo blog
(10)AZ-GTi赤道儀化マウント(4)-goo blog
(11)AZ-GTi赤道儀化マウント(5)-goo blog
(12)WindowsPC環境におけるプレートソルビング(6)-goo blog
(13)SharpCap
(14)すばる画像解析ソフト-Makali`i-配布サイト
(15)マカリ:Makali`i 超入門編(マニュアル)
(16)ImageMagick
(17)Stellarium-Web
(18)M52 (天体)-Wikipedia
(19)NGC 146-Wikipedia
(20)NGC 663-Wikipedia
(21)山田 卓 著、肉眼・双眼鏡・小望遠鏡によるほしぞらの探訪<<新装版>>、発行所 地人書館、2017年4月15日新装版第1刷、pp.225-230.
(22)カテゴリー 星雲・星団-KIMUKAZU blog
(23)MILTOL200mmとNeptune-C Ⅱを用いた直焦点撮影-goo blog
(24)MILTOL200mmとSV305を用いた直焦点撮影(5)-goo blog
(25)SV165とNeptune-C Ⅱを用いた直焦点撮影-goo blog
(26)渡邉 耕平 著、”電視観望実践ガイドブック Ver 1.1”、サイトロンジャパン発行、2021年11月17日第二版発行
(27)Player Oneの新CMOSカメラでの電視観望-ほしぞloveログ
(28)(多分)一番シンプルなプレートソルブ-ほしぞloveログ
(29)電視観望に挑戦してみよう-ほしぞloveログ
(30)EVO GUIDE50EDとSV305-SJでの電視観望、もう少し突っ込んでみる-ほしぞloveログ
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遊星號による天体観察(65)

2021-12-02 14:05:24 | 金星
(1)2021年の金星(上が北)

2021-11-15 17:20 金星(等級:-4.7、視半径:15.4")[2,3]
OLYMPUS E-PM2, 遊星號 800mm x2(デジタルテレコン) F16
Mモード, ISO200, 800mm x2(デジタルテレコン), F16, 1/500 sec, 太陽光


2021-11-20 17:11 金星(等級:-4.8、視半径:16.5")[2,3]
OLYMPUS E-PM2, 遊星號 800mm x2(デジタルテレコン) F16
Mモード, ISO200, 800mm x2(デジタルテレコン), F16, 1/500 sec, 太陽光


2021-11-26 17:04 金星(等級:-4.8、視半径:18.0")[2,3]
OLYMPUS E-PM2, 遊星號 800mm x2(デジタルテレコン) F16
Mモード, ISO200, 800mm x2(デジタルテレコン), F16, 1/500 sec, 太陽光


2021-11-28 17:52 金星(等級:-4.9、視半径:18.6")[2,3]
OLYMPUS E-PM2, 遊星號 800mm x2(デジタルテレコン) F16
Mモード, ISO200, 800mm x2(デジタルテレコン), F16, 1/500 sec, 太陽光


2021-11-30 17:00 金星(等級:-4.9、視半径:19.2")[2,3]
OLYMPUS E-PM2, 遊星號 800mm x2(デジタルテレコン) F16
Mモード, ISO200, 800mm x2(デジタルテレコン), F16, 1/250 sec, 太陽光

※高速連写モードで、約15枚撮影(jpg)
※Lynkeos[4]を用い、スタック処理、および、デコンボリューション処理[5]、アンシャープマスク処理[6]を実施
※iPhotoで傾き補正を実施、また、ImageMagick[7]でトリミング処理(640x480)を実施

・口径:50mm
・ドーズの分解能:2.32"[8]
・イメージセンサ分解能:1.93"相当[8]
(イメージセンサ画素ピッチ:3.74μm[8])

参考文献:
(1)アメリカン!遊星號(三脚台座1/4雌ネジ付)
(2)今日のほしぞら-国立天文台暦計算室
(3)金星-Wikipedia
(4)Lynkeos
(5)逆畳み込み-Wikipedia
(6)Unsharp masking-Wikipedia
(7)ImageMagick
(8)望遠デジタルカメラの分解能-goo blog
(9)遊星號による天体観察(27)-goo blog
(10)遊星號による天体観察(43)-goo blog
(11)カテゴリー 金星-KIMUKAZU blog
(12)特集 2021年 金星-天体写真ギャラリー
(13)金星-NAOJ
(14)金星が最大光度(2021年12月)
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SV165とNeptune-C Ⅱを用いた直焦点撮影(4)

2021-12-02 06:14:08 | 彗星
(1)SV165とNeptune-C Ⅱを用いた直焦点撮影概要
 ・撮影対象
  レナード彗星(C/2021 A1)[18-20]
 ・機材
  望遠鏡:SVBONY SV165 120mm F4[1-3]
  イメージセンサ:Player One Neptune-C Ⅱ(SONY IMX464 1/1.8型 2712x1538 2.9μm)[4-6]
  フィルタ:Player One UV IR-CUT 1.25"[7]
  架台:AZ-GTi赤道儀化マウント[8-11] 恒星追尾モード、プレートソルブと同期[12]
 ・画像処理
  パソコン:WindowsノートPC(Core i5 2.30GHz 、8GB、240GB-SSD)
  イメージキャプチャ:SharpCap4.0[13] Snapshot(png)、Live Stack(fits)
  画像解析:マカリ[14-15] 画像演算(左右反転、回転)、fits→tif変換
  画像処理:ImageMagick[16] tif→jpg変換、トリミング処理

(2)SV165とNeptune-C Ⅱを用いた直焦点撮影結果

2021-12-02 05:02 レナード彗星(C/2021 A1)
Neptune-C Ⅱ, SV165 120mm F4(UV IR-CUT)
Neptune-C Ⅱ, Gain 300, Exp. 4sec, WB(B=305 G=0 R=334), 2712x1538, RGB24, StackedFrames=75, Total Exp. 300sec
※アークツルスで1スターアライメントをし、彗星の座標[29]を入力して、視野導入した。


※レナード彗星(C/2021 A1)付近をトリミング(1024x768)
都内の星空[17]であるが、彗星の尾が確認できた。

・対物レンズ口径:30mm
・ドーズの分解能:3.86"
・イメージセンサ分解能:9.97"相当
(イメージセンサ画素ピッチ:2.9μm)
・倍率(FOV):x21(2.13°)

(3)まとめ
電視観望(Electronically-Assisted Astronomy:EAA)を目的に、SV165にNeptune-C Ⅱを取り付け、AZ-GTi赤道儀化マウントに搭載し、直焦点撮影を試みた。
都内の星空であるが、ライブスタック機能を活用することで、レナード彗星を確認することができた。

参考文献:
(1)SVBONY SV165 コンパクトガイドスコープ 30mm/120mm F4
(2)SVBONY 天体望遠鏡ファインダー ミニガイドスコープの紹介
(3)ガイドスコープをSV305に組み合わせテスト
(4)Neptune-C II USB3.0 Color Camera (IMX464)
(5)SONY IMX464LQR
(6)Player One - Cameras and Astrophotography
(7)S-series UV IR-CUT 1.25″ Filter
(8)AZ-GTi赤道儀化マウント-goo blog
(9)AZ-GTi赤道儀化マウント(2)-goo blog
(10)AZ-GTi赤道儀化マウント(4)-goo blog
(11)AZ-GTi赤道儀化マウント(5)-goo blog
(12)WindowsPC環境におけるプレートソルビング(6)-goo blog
(13)SharpCap
(14)すばる画像解析ソフト-Makali`i-配布サイト
(15)マカリ:Makali`i 超入門編(マニュアル)
(16)ImageMagick
(17)Stellarium-Web
(18)レナード彗星 (C/2021 A1)-Wikipedia
(19)2021年12月 レナード彗星が5等前後-AstroArts
(20)Comet C/2021 A1 (Leonard)-COBS
(21)渡邉 耕平 著、”電視観望実践ガイドブック Ver 1.1”、サイトロンジャパン発行、2021年11月17日第二版発行
(22)Player Oneの新CMOSカメラでの電視観望-ほしぞloveログ
(23)(多分)一番シンプルなプレートソルブ-ほしぞloveログ
(24)電視観望に挑戦してみよう-ほしぞloveログ
(25)EVO GUIDE50EDとSV305-SJでの電視観望、もう少し突っ込んでみる-ほしぞloveログ
(26)カテゴリー 彗星-KIMUKAZU blog
(27)2021年のレナード彗星(C/2021 A1)-goo blog
(28)SV165とNeptune-C Ⅱを用いた直焦点撮影(2)-goo blog
(29)レナード彗星(C/2021 A1)の予報位置を載せました(訂正有・追加有)
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遊星號による天体観察(64)

2021-12-02 00:01:32 | 

2021-11-23 22:13 月(月齢:18.7、視半径:14.9')[2]
OLYMPUS E-PM2, 遊星號 800mm x2(デジタルテレコン) F16
Mモード, ISO800, 800mm x2(デジタルテレコン), F16, 1/250sec, MF, 太陽光


2021-11-24 22:37 月(月齢:19.7、視半径:15.0')[2]
OLYMPUS E-PM2, 遊星號 800mm x2(デジタルテレコン) F16
Mモード, ISO800, 800mm x2(デジタルテレコン), F16, 1/250sec, MF, 太陽光


2021-11-25 23:34 月(月齢:20.7、視半径:15.1')[2]
OLYMPUS E-PM2, 遊星號 800mm x2(デジタルテレコン) F16
Mモード, ISO800, 800mm x2(デジタルテレコン), F16, 1/250sec, MF, 太陽光


2021-11-29 05:15 月(月齢:23.9、視半径:15.9')[2]
OLYMPUS E-PM2, 遊星號 800mm x2(デジタルテレコン) F16
Mモード, ISO800, 800mm x2(デジタルテレコン), F16, 1/250sec, MF, 太陽光

※高速連写モードで、約15枚撮影
※撮影画像(jpg)は、ImageMagick[4]でXGA(1024x768)へリサイズ
※リサイズした画像を、RegiStax6[5]でスタック処理、および、Wavelet処理
※さらに、RegiStax6からの出力画像を複数枚用いて、Image Composite Editor[6]でモザイク合成[8]

・口径:50mm
・ドーズの分解能:2.32"[7]
・イメージセンサ分解能:1.93"相当[7]
(イメージセンサ画素ピッチ:3.74μm[7])

参考文献:
(1)アメリカン!遊星號(三脚台座1/4雌ネジ付)
(2)今日のほしぞら-国立天文台暦計算室
(3)月-Wikipedia
(4)ImageMagick
(5)RegiStax
(6)Image Composite Editor
(7)望遠デジタルカメラの分解能-goo blog
(8)月面写真のモザイク合成
(9)遊星號による天体観察(57)-goo blog
(10)カテゴリー 月-KIMUKAZU blog
(11)2021年 月の地心距離の変化と満月
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