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押したくても押せない人生のスイッチ

夢の女性はだれですか?

2007-01-03 19:50:18 | ウェブログ
こんばんは、気づいたら冬休み2ch見すぎて時間を費やしてしまったキミキズです。
そういえば変な夢を見た。髪が腰近くまである女性が俺に背を向けて座っていたんですが俺は・・・・
・・・・
・・・・
・・・・
恥ずかしくていえないや!あはははは!あ、別にいかがわしいことはしてませんよ。ただ後ろからぎゅって(以下略)
ま、そんな感じの夢だったんですが、残念ながら顔が見えなかったよ(汗)ははは・・・あれは木葉だったのかな?髪の長さとかあんなもんだったよな。ほんと髪の長い女の子っていいよね。俺なんでこんなに髪フェチなんだろう・・・

さて、未だにきちんとした話が紹介されていない(マトモすぎてそれが逆にネタに欠ける)


鷹條エリー


ですが。あえて今日はエリーが母方のおじいちゃんに会うというサブストーリーを公開しようと思います。前置き飛ばすと世界観が全く掴めないので今日は前置きを書きます。ただ、前置きだけで次に書くのはいつになるか・・・

木葉シリーズ~Elly story~ 

キーンコーンカーンコーン
俺「ふわーあ、眠いなぁ。タクシーで帰りたいな・・・」
エリー「○○~」
俺「ん?あ、エリーか、どうした?」
エリー「放課後暇?」
俺「ん?ああ、俺は帰ってお昼寝・・・」
エリー「暇なのね!良かった♪」
俺「俺暇じゃ・・・」
ぐいっ
エリー「それじゃー茜が丘にれっつごー(←なぜか発音がいい)」
俺「うああああ俺様がそんな餌に釣られクマ・・・」
エリー「少し2ch見るの控えようね・・・」

ガタンガタン・・・
俺「で、今日はどこか行きたいところにあるのか?」
エリー「うん、茜ヶ森にいこうと思って」
俺「茜ヶ森」
エリー「うん、すごいのよ。森の中を抜けると高台があってね。そこから見る夕日がすごいのよ!」
俺「おいっ!それって別に俺行かなくてもいいじゃないかっ!」
エリー「いいじゃない、すごく綺麗なのよ!それに・・・もし帰り迷ったら怖いのですよ(←前に俺の家でやったゲームのキャラを真似してる)」
俺「うおおおお俺がそんなエサに・・・」
エリー「夕飯はうちでソーセージ好きなだけ食べていいから」
俺「そんなエサに・・・よし!いくかっ!!」
エリー「そうこなくっちゃ!」

そうして俺たちはを茜が丘駅を降り、北へ向かって歩き始め(エリーの家が茜が丘駅の北にある)途中エリーの家に荷物を置いて、茜が丘の最奥にある森、茜ヶ森へ向かった。ちなみにエリーはこの時ズボンに履き替えている。(つまり私服になった)

俺「うわ、本当に森だなここ」
エリー「うん、眞桜山なんとか協定とかいうのでここより標高の高いところは開発できないのよ」
俺「たしかにこの辺りはかなりの標高だもんな・・・」
エリー「じゃ、入るわよ」
俺「この森、出られるんだろうな」
エリー「大丈夫よ。そんなに奥にはいかないから。歩くのは10分くらいよ」
俺「ああ、しかしエリー、よくこんなところに入ろうと思ったな」
エリー「あはは、なんとなく自分の部屋から森を見て見て思ったのよ」

そして7分後・・・
エリー「たしかこの辺りを右に・・・」
俺「なぁエリー、あれ、なんか光ってないか?」
エリー「なに?あ、ほんとだ・・・なんだろう」
俺「なんだろうな」
エリー「ちょっと行ってみましょ」
俺「ああ」

そうして俺とエリーは俺たちの好奇心をくすぐる光る『何か』に向かって近づいた。

エリー「何かしらこれ・・・」
俺「何か地面から光ってるよな・・・」
エリー「ええ・・・」
俺「ちょっと掘ってみるか・・・」
エリー「気をつけてね」
俺「よいしょっ・・・ってうわっ!!」
エリー「○○っ!!」
俺「うわ!わわわっ!」
エリー「○○」
がちっ!
エリー「きゃっ!」
ずずずずず
俺「エリー、一回離せ!!」
ずずずずず
エリー「でもっ!深いかもしれないじゃない!」
俺「所詮ただの穴だから大丈夫だって・・・」
ずずずずず
エリー「きゃっ!!」
俺「わああああ!!!」
エリー「きゃあああ!!」

ドスン!!!
俺「いてててて・・・お前まで落ちちゃって・・・エリー大丈夫か?・・・」
エリー「うう・・・大丈夫」
俺「さて、穴から出るぞ。」
エリー「いたた・・・うん」

俺「って・・・あれ?何か明るくないか?」
エリー「うん・・・というか赤いわよ?」
俺「なんだろう・・・」

ヒューーーーッ

ドカーーーーン!!

俺「何か落ちたぞ!!」
エリー「きゃっ!」
人々「わーーーー!!!!」

俺「ちょっと待った?何か穴の中じゃないぞここ」
エリー「ええっ!!!どうなってるの!!!」

俺「ちょっと、何があったんだ?」
人『 (何を言っているのか分からない)』
俺「??」
エリー「もしかして・・・」
俺「?」
エリー『jetzt・・・』
エリーは何やらドイツ語らしき言葉で話し始めた。
(『』内は以後日本語で書きますが、ドイツ語だと思ってください)

人々『~なんだよ!』
エリー「!!」
人々『だからあんたも早く逃げたほうがいい!』
エリー『わかったわ。どうもありがとう』
俺「どうしたエリー・・・」
エリー「あのね・・・爆弾が落ちたっていうのよ」
俺「は?爆弾?」
エリー「そう」
俺「爆弾っておいおい・・・そもそもここはどこだ?俺たちは茜ヶ森にいたんじゃないのか!?」
エリー「わたしにも分からないよ・・・でもね、さっきの人が言うにはここはベア・・・ベルリンらしいのよ」
俺「なんだそりゃ?確かに風景は日本には見えないが、そりゃあまりにおかしいだろ。俺たち頭でも打ったんじゃないか?」

何をつまらない冗談を・・・と俺は周りを見回してみたが、確かにここは日本ではない。

エリー「わからない。どうなってるのかどうしたらいいのか、分からないよ。」

そう言うエリーにいつものしっかりした姿はなく、泣きそうだった。

ヒューーーーッ

俺「おいっ!エリー!!」
エリー「きゃあぁぁぁぁ!!!」
俺「エリーーーー!!!!」


??「大丈夫か・・・」
俺「ん・・・・」
??「目が覚めたようだな」
気づくと俺の前にヒゲを生やしたおじさんがいた。

俺「あの・・・ここは?」
??「気づいたか。ここは日本大使館だ」
俺「日本大使館?ベルリンのですか?」
??「もちろんそうだ。大丈夫か?」
俺「は、はい・・・それよりエリーは!!」
??「この子か?」

少し離れたところにあるベッドにエリーが横たわっていた。
俺「エリーー!!」
??「大丈夫だ、寝ているだけだ」
俺「本当ですか!!」
??「おちつけ。本当だ。怪我は何もない。」
俺「ああ・・・良かった・・・」
??「そっちの娘はドイツ人か?」
俺「えっ、あ、この子は日本人とドイツ人とハーフで鷹條エリーといいます。」
??「そうだったのか。お前は留学生か?」
俺「あ、ご挨拶が遅れました。○○○○と言います。えっと・・・(本当のことを言っても信じてもらえないだろうしな)ベルリンには親の都合できています」
??「そうか、俺は大使館員の山岸だ。」
俺「それより、テロでもあったんですか?」
山岸「テロ?」
俺「(違うのかな・・・)いえ、なんでも。先ほどの爆弾のようなものはなんですか?」
山岸「ああ、爆弾だ。」
俺「なんで爆弾がベルリンに・・・」
山岸「ああ、英国が反撃してきているのだろう」
俺「英国?イギリスと戦争でも始まったんですか?」
山岸「おいおい、始まったんですかって・・・」
ガサガサガサ
エリー「うん・・・」
俺「!?エリー」
山岸「起きたようだな」
俺「エリー!大丈夫か!」
エリー「・・・ん?○○・・・どうしたの?」
俺「どうしたもこうしたもないだろ・・・爆弾が落ちてきたんだよ」
エリー「はっ!ここはっ!!」
俺「ベルリンの日本大使館だそうだ」
エリー「ベルリン?・・・やっぱりそうなのね」
山岸「大丈夫か?」
エリー「え?は、はいっ」
山岸「そう固くなるな。俺は大使館員の山岸だ。ドイツ人とのハーフと聞いたが、日本語が流暢だな。日本語はよく使うのか?」
エリー「ええ、日本暮らしの方が長いので」
山岸「なるほどな。」

俺「すみません、助けていただいて。どうもありがとうございました」
山岸「気にするな。お前、滞在先のホテルまで帰れるか?」
俺「はい。大丈夫です」
山岸「そうか、えっとエリーと言ったな。お前は大丈夫か」
エリー「はい」
山岸「そうか、気をつけて戻れよ」

そうして俺たちは日本大使館を後にした。

エリー「大使館を出てきちゃって、大丈夫?」
俺「ああ、まぁ事情を説明するのに一度考えなきゃ。本当のこと言っても信じてもらえないだろうし、日本に帰ったら病院行きにされそうだ」
エリー「それもそうかもね」
俺「それはそうと、ここはどの辺りなんだ?ずいぶん森が多いようだけど・・・」
エリー「ちょっと待ってね・・・え、待って日本大使館前ということは、あ、やっぱり」
エリーが指差した先には「Tiergartenstraße」と書いてあった。
エリー「ここはTiergartenstraße(ティーアガルテンシュトラーセ)よ」
俺「ティーアガルテンシュトラーセ?」

≪エリーのドイツ語豆知識 第一回≫
エリー「みなさんこんばんは、エリーです。今日はßの使い方を説明したいと思います」
エリー「ß(エスツェット)はssとも表記されるものでドイツ語特有の文字なの。ちなみに日本語で分かりやすく言うと、さしすせそに近い発音になるわ。」
エリー「例を挙げると
groß(グロース・大きい)
straße(シュトラーセ・道路)
こんな感じにね。ちなみにTiergartenstraßeはティーアガルテンという地名(ティーアガルテンの意味は割愛)とStraßeつまり道路が合わさって「ティーアガルテン通り」って意味になるのよ。分かったかな?」
俺「ちなみにA系の人に分かりやすく言うとWeiß(ヴァイス・白い)のスのことをエスツェットっていうんだよ」
エリー「あはは、良く分からないけど、A系の人も(←A系が何の略称かよく分かってない)分かったかな?それじゃ、またね」


エリー「○○、分かった?」
俺「ああ、つまりここはティーアガルテン通りなんだな」
エリー「そう、そしてここティーアガルテンはあたしが住んでいたところなのよ!」
俺「おお、さすがベルリンっ子!とりあえずどこか案内してくれよ!」
エリー「お安い御用♪」

俺「それで、この森みたいなのは何なんだ?」
エリー「これはティーアガルテン、公園よ。ティーアガルテンというのは直訳すると小さな動物公園って意味だけど、この辺りの地区名で、以前は区の名前でもあったのよ。」
俺「へぇー、いい公園だな・・・」
エリー「でも何か雰囲気変わったわねぇ・・・もうちょっと行くと有名なブランデンブルク門があるわよ」
俺「おー行ってみよ-」

すっかり観光気分の俺たちの前に立ちはだかったものは
俺「おー、これがブランデンブルク門か」
エリー「!!」
俺「ん、どうした?」
エリー「あれ見て・・・」
俺「・・・鉤十字(ナチスのあのマーク)??」
エリー「なんであんなものが・・・」
俺「よく見ると、いろんなところにあるな」
エリー「ちょっと待ってて・・・『あ、すみません』」
男『ん、なんだい?』
エリー『あれはなんですか?』
男『あれ?ドイツの旗じゃないか?』
エリー『そうじゃなく、なぜあの旗が至るところにあるのかを聞いてるんです』
男『??いったい何がいいたいんだ』
エリー『ですから、なぜ、ナチスの国旗が掲げてあるんですか?』
男『ん、あんた、外国の人かい』
エリー『ええ、まぁ父親が日本人なので日本に住んでいます』
男『ああ、そうだったのか。にしても日本じゃ知られていないのか?あの旗』
エリー『いや、知られていますけど、なんで法律で禁止されているものが』
男『法律で禁止?あんた何いってるんだい?』
エリー『だってナチスに関するものは1945年に全て禁止されたはずでは?』
男『1945?何だいその未来。そんなわけの分からないことを口走ってると共産主義者だと思われるよ?』
エリー『未来?50年以上も昔の話でしょう。』
男『はぁ、あんた本当に大丈夫か?今は1942年だろ』
エリー『1942年?あなたこそ何いって・・・』
男『あんた日本のコーキ(皇紀)ってのと混ざってないか?以前新聞に載ってたんだけど、2千何百年ってやつ・・・ほら』
エリー『1942年・・・本当だわ』
男『それとほら、あんた日本がシンガポールを陥落させたらしいじゃないか!おめでとう!』
エリー『・・・ありがとう』
男『おめでとう!』
俺「え?握手、ああどうも」
男『それとこの新聞あげるよ!それじゃ!』

男は新聞を俺の手に持たせ、手をあげると去っていった

俺「なんで新聞を・・・ってどうした、エリー、青ざめた顔して」
エリー「あのね・・・ここベルリンはベルリンなんだけど・・・」
俺「うん」
エリー「1942年なのよ」
俺「・・・え?」
エリー「ここ見て」
俺「1942?」
エリー「これ、今の年よ」
俺「え・・・マジか・・・」
エリー「ええ、だってヨーロッパでナチスの旗を掲げるというのは冗談でも捕まってしまうし、それにあの車・・・」
俺「なんだか凄く古そうな型の車ばかりだな・・・」
エリー「わかった?」
俺「ああ・・・でもさ、これからどうするんだ・・・」
エリー「どうしよう・・・」
俺「1942年だろ?ってことは近くにエリーのおじいちゃんおばあちゃんがいるんじゃ・・・」
エリー「あ、そうね!でも、写真でしか見たことが無いから・・・」
俺「名前は分かるのか?」
エリー「名前は・・・うん、わかるわ。それと、どの辺りに住んでいたかも分かるわ。お母さんが住んでいた家のはずだから」
俺「じゃあ、そこへ行ってみるか。こんなところで立ち往生していても仕方ない」
エリー「うん!」

つづく・・・の?


っておい!!前置きだけでかなり費やしちゃったじゃないかっ!!
それにしても、こんなこともあったなー。あの時は本当に焦ったよ。みんなは森の落とし穴には気をつけようね。ではでは・・・

いきていく