古市古墳群へ

2019-05-19 18:35:25 | 日記
 18日、恒例の同窓生で行うハイキングでユネスコ世界文化遺産に登録されることになった百舌鳥古市古墳群の古市エリアを探訪してきた。百舌鳥エリアは昨秋歩いてきてその残りの古市エリアである。古市古墳群は大阪府の南東部の羽曳野市と藤井寺市にまたがる東西・南北4Kmの範囲に広がるもので応神天皇陵は墳丘長が400メートルを超える巨大なもので(国内第二位)その他小型の方墳は130基を超える大小さまざまな古墳から成り立っている。今回も全部の墳丘を一日で回ることは困難であってそのエリア最大の応神天皇陵をメインにしてのハイキングだった。なにしろ宮内庁所管のものなので墳丘の中に立ち入ることができないで回りを歩くというものだったが、さすが宮内庁所管のもので周囲は掃き清められて綺麗にしてあった。
 永年大阪に住んでいるものの、近鉄古市駅に降り立ったのはこれが初めてで天王寺駅からの車窓の眺めはまた格別であった。同じ大阪府でも阪急沿線とはまた違った雰囲気が感じられてこれが今騒がれている大阪都構想の一部なんだと思った。観光客はどんなんかと期待していたが我々のグループだけのようであまりの静けさに今大阪市内のインバウンドによる海外からの訪問客の多さと比べてこの静けさが物語るようにこの地域が知られていないもののように思われて今後のちからの入れようを考えさせられた。

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