阪神淡路大震災28年

2023-01-17 09:10:03 | 日記
 あれから28年が経過したか。もうそんなになるのかとふと思う。当時のマスコミの報道も今のようにリァルタイムでのものではなかったようで震源地がどこか瞬時には報道出来なかったようで災害の大きさから神戸阪神地域と解るまで時間がかかったように記憶している。強烈な揺れは東日本大震災以上のもので6,434名の命を奪ったものは建物の倒壊による下敷きとその後の火災によるものだった。東日本大震災は水責めによる死者に対して阪神淡路大震災のそれは火責めによるものだった。平成の30年という短い期間に史上最大規模の災害が2度も起こったことは平成という元号の願いである「天平らかにして地成る」とは裏腹だったことはなんとも皮肉であった。
 令和に入って早々にコロナという病魔に襲われ更にロシアのウクライナ侵攻が起こり世界中を二重のおののきに包んでいる。私たちの身の回りはどうかといえば、お年寄りが増えて将来を担う子供たちの姿が掻き消えたように少なくなって活気の乏しい世相である。テレビのニュースは東京大改造の様子や高層ビルの林立する姿ばかりで地方の空き家増加のなどはあまり目につかない。どこか間違ってはいないか。高層住宅の一部屋で生活するよりも地に着いた一戸建てで生きることがどれだけ将来に大切なことを子供たちに身をもって教えてやるほうが大切ではないだろうかと思う。