Labyrinthe

& Le Charme

旅先から(続き)

2010-11-25 13:52:56 | 日記・エッセイ・コラム
今日でやっと全部試験が終わりました。
Congratulation kiko!

前記事のhazardous weatherの続きです。
午前8時から試験開始で試験票(のようなもの)には最低限30分前に来てください、とあったので眠い目をこすりながら何とかアラスカ大学に到着。
ちなみにこの時期のアラスカの日の出は午前10時ちょいまえ。
日の入りは午後4時ちょい前。
8時というか、7時に出かけるとなると夜中に出発するくらい真っ暗です。
クリスマスライトアップ(Golden Hart of Alaska Plazaにある)がきれいに見れるくらいに。
こんな必死に時間に着いたのに、テストセンターに来たらどうもまだ開店していないようだ。
念のため、ドアをがちゃがちゃしてみる(定石)。
開かない、ので営業時間を確認。
午前8時から
しかもドアに張り紙が貼ってあって、
hazardous weatherだから、11月22日午後からテストセンターは閉めました。
って書いてある。
電話番号があるけど、うーんすぐかけようかどうしようか・・・。
取りあえず8時まで待つ事にしたら、廊下でうろうろしてた女性が話しかけてきました。
「あなたもテスト受けにきたの?どうなっちゃってるのかしら?私予約していたのに。」
彼女は昨日本当は予約したんだけど、天気のせいでテストセンターが閉まっちゃったので今日に予約変更されたそうなのですが、今日来たらこの状態なのでちょっといらっとしたようです。
「電話かけた?張り紙に貼ってある。」
「かけたけど、あれvoice callだから。」
要するに留守電を受けるだけの電話だそうです。
「とりあえず、営業は8時からだから待ってみるよ。」
と、私は(勉強も全然間に合っていなかったので)階段に座ってテキストを広げて落ち着く事に。
別のクラスルームとか閉まっているので、他に落ち着ける所無いんですよ。
例の彼女は釈然としないようでしたが、文句を言える人への電話を切るとやる事も無くなり(多分仲間の私が勉強に忙しく全く相手をしないから(^ ^;))静かになりました。
8時まで20分ぐらいあって、やれやれ、と勉強をしていたのですが、さすがに8時近くなって何も動きが無いとなると試験明日かなぁ・・とか思い始めたら。
階段を下がってくるみた事のある人が・・・。
"I think she is staff."
と例の彼女にいったら、通じませんでした。(笑)もう一回チャレンジ。
"I think she is prometric staff."
やっと通じた。
部屋の鍵も空けてるし。
イライラの彼女は時計を見て、営業時間から3分過ぎてるじゃない!、(本当にそのくらい過ぎていた)とえばった感じでため息をついたのですが、さっさと部屋に入ったのは私の方でした。
多分私のこの落ち着きは100%年の功のなせる技、かなぁ?
国民性の気もしますが。
思い通りになかなかいかなくて、その時はすごい熱心にしつこくあたるけど、そのあとさらっと何事も無かったかのように、って言うのが。
そのあとイライラしていた彼女は特にスタッフにあたる事も無く、しゃかしゃかスタッフの彼女に話しかけて、私よりも大分早くテストを終えていきました。
まあ、同じテストを受けているとは限らないので終了時間はまちまちです。
テストの出来はかなりいまいちで、でも再受験いくらでも可能なテストなので落ちたらまた受ければいいや、と思っております。

今回思ったのは田舎の大学もいいなぁ、という印象。
何か私でも勉強くらいだったら何とかついていけるかも、と思いました。
NYやCTの方だと生き馬の目を抜くテンポのいい会話が繰り広げられている気がしますが、こっちの大学が天気に翻弄されて休講になったり、キャンパスがすごい広くて一周するだけでも1日以上かかるツアーになったり、なんてつかの間の訪問者には微笑ましいく見えます。
まあ、所詮都会っ子の私ではFairbanksに住む事自体(例え車があっても)無理と思いますが。
目下の感心ごとはスモークサーモンをどこでゲット出来るかです。
アラスカなんて、お土産屋にいくらでもあると思っていたのに・・・。
食べ物ほぼ無いんだよね。
金のナゲットペンダントは見つけたけど。
でも、買い物のときは出来ればじっくり見れるように放っておいて欲しいなぁ・・・。
まあ、ペンダントの買い物の話は時間のある時にでもまた。