La vida es un carnaval

旅と海、最近は山登りが大好き☆
人生何があったって前を向いて歩こう!新潟発☆キコのひとりごと。

「ソローキンの見た桜」

2019-04-18 22:18:38 | 映画

日露合作映画「ソローキンの見た桜」観てきました。

南海放送さんの創立65周年記念映画、チケット頂いちゃったのですありがとうですっ。

 

すごい感動してしまった面白かったですっ

そもそも、ロシア文化大好きだし、戦争映画大好きだし、斎藤工大好きだしワクワク

冒頭のシーンで、松山城、坊っちゃん列車、坂の上の雲ミュージアム(後でクレジット見たら萬翠荘だったっぽい)出てくるし、わーーーー、行った〜と思って楽しくなった。

日露戦争時代、松山で捕虜になったロシア兵と松山に住む日本人女性の恋の物語。ロシア人は、文学が好きでお花が大好きなロマンティストでっていう感じが素敵に描かれていて、日本人女性は働き者でって描かれているんだけど、働き者だけじゃなくて最終的にやっぱり「強い」感じがものすごく共感できた。

前も書いたけど、キコがロシア行ったのはモスクワ経由でサンクトペテルブルク空港が最初のロシア。金曜日の夜で、バゲージクレイムは、恋人(夫婦)との再会を喜ぶカップルがいっぱい。そしてびっくりしたのが、男性が必ず手に花を持っている映画と同じく一輪。もー、文学部ロシア語専攻だったキコがやっと初めて行ったロシアの印象が、この金曜夜のお花を手にしたカップルだったのです。素敵すぎますっそんなロマンティックなロシアな感じが伝わってくる映画だったの。しかも、踊り上手でね。やっぱり国際交流に踊れるかどうかの条件は欠かせませんっ。

逆に日本人女性。弟を戦争で亡くし、その戦艦に乗っていたロシア兵に恋をしてしまう。親が決めた会ったこともない銀行員の婚約者がいて、息子をロシア人に殺されたんだから親はもちろん大反対。当たり前。かつ、そのロシア兵は、流血することなく革命を起こそうとしているスパイ革命家でもある。(ほんとに無血革命起こるんだけどね)で、脱走してロシアに渡る決断をして、ちゃんとプロポーズして女性を連れて神戸まで行くの。愛の逃避行。で、つかの間幸せな日を過ごしてなんとなんと。男性だけが帰国することに。。。ここに日本人女性の「強さと愛」が隠されているんだよね〜

革命を目指す彼を無事に祖国へ戻すため、親を裏切ってともに脱走したかと思ったら、親の言う通りの結婚をする代わりに、彼を祖国へ逃がす方を選択していた。一人、わかった上での逃避行もう涙止まりません......

でもね、やっぱり運命ってあって、ちゃんとその数日の間に赤ちゃん授かっていて、で、親の決めた婚約者も全てを受け入れてちゃんと育ててくれて、でも世間には言えずにいて、やっとひまごちゃんの代になってようやく真実が伝えられたと言うストーリー。しかも、それぞれ日記が残されていて、ひまごちゃんが二つの日記を重ね合わせて、事実を確認するの。ロシア人男性は一生独身で革命は成功したけど命を落とす、もう涙涙涙。

で結局、ロシア人男性はロマンティクで、日本人女性は強いなと思うのでした。

ごめんなさい、ネタバレでしたかね。

ぜひ、桜の季節にご覧ください。

そうそうソローキンさん、タイトルと違って実際の桜は見ていませんから。

ソローキンの見た桜とは、自分が愛した日本人女性のこと🌸

あー、やっぱ大国ロシア、素敵すぎます

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