うっちーのお気楽日記

お気楽主婦の日常、日々雑感。

介護される側の本音は?

2005年09月27日 | Weblog
年をとり介護が無くては生活できない状態になったとき、
本当なら家族に囲まれ、長年生活した自宅で、
介護されて生活するのが幸せなのかもしれないが、
それにも限度があります。

先の見えない介護を続けていくのは、あまりに負担が多いのです。
今まで10年間に及ぶ介護の生活に兄の家族は疲れきっています。
他の3人の兄弟がいくら手伝いに行っても出来ることには限りがあり、
結局の所、同居の家族に一番の負担がかかることは明白なのです。

ところがそこのところが納得できないと言う考えの人もいます。
やっぱり本人は家で暮らしたいのがい一番の願いだろうから・・・と。

私は完全看護の場所で介護をしてもらい、
たびたび家族がそこまで面会に行く方が、お互いに良いと言う考え。
身体的な負担が多く疲れきってしまうと優しく出来ないだろうし、
介護される方も気兼ねするだろう。

義母が入院中は、私も週に必ず2回は病院に行ってきた。
毎日日替わりで4人の子供達の家族が当番制なのである。
「誰かが来てくれるとホッとするんだよ」という義母の言葉に
よっぽどのことが無い限り週に2回は続けてきた。
このくらいのペースなら、優しくして上げられるし、続けていける。
それぞれの家庭の事情もある。

でもこれが毎日何時から何時までと決められたり、夜もだったりすれば
そうはいかない気がする。
何しろ24時間、夜中だって、関係なく、介護の手は必要なのです。
寝ている時もうまく寝返りが打てなくて、体が痛くなるからです。

義母の転院の日が近づいて来ているのだが、
兄弟の仲にはまだ温度差があり、
しばらくしたら家にと考えている人もいる。
先日、外泊をして自宅に戻った義母は、
家で生活することの大変さを感じたようで
病院の方が気楽だと、病院に帰った。
家では、ナースコールで看護師さんが飛んできてくれるようなわけにはいかないから。

義母に本当はどうしたい?って聞いても答えは返ってこない。
ほんとのところはどうなんだろう。
どうするのが一番なのか
転院を間近に控えた今もなお悩み続けている。