町内会長さんに誘われ、8日社会福祉の研修会に
1日参加した。
参加者は31名だった。
まず最初に行ったのは礼文にある文学碑である。
私達も一度は行って見たいと思っていた場所だっ
たので、いい機会だった。
豊浦には、史跡や伝説なども数多く残されており、
斉藤茂吉、与謝野鉄幹、晶子、伊藤整など歌人や
文人達も訪れ、海岸のうつくしさを賞賛し、その歌が
記念碑に刻まれている。
昭和6年に来道した時、鉄幹が詠んだ歌
有珠の峰礼文の磯の大岩の
ならぶ中にも我を見送る
晶子の歌碑
数しらぬ虹となりて掛るなり
羊蹄山の六月の雪
やはり、晶子のほうが伸び伸びとした
歌風で私は好きだ。
特に有名な「君死にたまふことなかれ・・・・・」の詩は
高校の時から好きだった。
それに彼女の情熱的で行動的な生きかたも好きだった。
あの女性の地位の低かった時代に赤裸々な表現を辞さな
かった彼女の生き方は今でも多くの女性の共感を得ている
のだろう。
本当に風景の美しい所であった・・・・。
昭南さんは景色もいいけれど磯釣りもよさそうだ・・・・・ひと振り
して見たいくらいだ・・・・・・と風情のないことを言っていた。