木口屋 むらのたより

鹿児島県枕崎市美山町(木口屋集落)からふるさとのかおりを届けます。

木口屋の歴史と地名について

2009-01-18 19:25:39 | 歴史・地理
木口屋に人が住み始めたのは戦国時代末期~江戸時代初期のようです。もともとは金峰町阿多区に住んでいた人たちが移住してきたようです。日向国(宮崎県)方面に移住するつもりが方向を間違って枕崎の方に来たようです。

●くっちゃ(口屋) ...(今はクッジャと呼んでます)
金山に出入りする人を監視するところを口屋といった。東の方の口屋は集落入口の三差路にあったといわれ、ここには大きな木があったので、西の口屋と区別する必要上「木口屋」と名付けられたものであるという。
●ととぼい
「外堀」と書き、山口から木口屋に向う市道の途中にある小字名である。その東を内堀という。昔、ここでは早馬が行われていた。「堀」は「堤」で見物の場所であった。馬頭観音がいまに残っている。
●もとせいば
「本砕場」と書く。宇都から木口屋に向う途中にある小字名である。砕場は製錬所であって、昔ここに金山があり、その製錬場のあったところである。木口屋公民館前に建てられている地蔵像は、本砕場から移したものであるという。

以上、紹介するよう指令を受けていましたので、書きました。たぶん「枕崎市史」の575ページから引用です。それにしても、ご先祖さまたちは、方向オンチなのかあきらめやすいのか、日向と木口屋では方向も距離もずいぶん違うと思うんですが...

戦国島津氏

2008-01-20 11:19:31 | 歴史・地理
戦国島津氏のイラスト 平成12年1月に枕崎市(商工観光課)はじめ南薩地域の市町で発行した「南薩見聞録」の中に、木口屋隆明さんがイラストを描いた戦国島津氏の家系図があります。ちなみに島津忠良は「日新公」と書いて「じっしんこう」と読みます。キグチヤの家系図も早く整理したいものです。

地籍図を木口屋公民館に寄贈

2007-03-18 16:17:57 | 歴史・地理
今朝の「むらのたより」実行委員会の首脳会議で、地籍図を額縁に入れてキグッジャ公民館に寄贈することにしました。そこでワタシは午後からハサミでチョキチョキしたり糊で貼ったり加工作業を行いました。徳郎さん提供の額縁に入れて完成しました。さっそく公民館のカンサァに奉納し、寄贈を啓邦さんに委ねました。

公民館の神様にご報告 額縁に入れた完成品

木口屋の地籍図

2007-03-16 20:37:11 | 歴史・地理
1月14日の木口屋詳細地図を紹介した記事のコメント欄に(元小学生) さんが、「木口屋の地名としては、勝負谷・馬見ケ尾・梅木迫東・六石迫...(略)...大部分は初耳でどこかわかりません。ご存知の方がいましたら。」とありました。今回、啓邦さんの尽力で地籍図を入手しました。市役所まで調査に出かけ、資料の手数料まで払って入手して頂きました。謝謝(しぇしぇ)。ちとデカイ写真となりますが、スクロールして見て下さい。(或いは写真を右クリック-対象をファイルに保存-自分のパソコンに保存。好きなビュワーソフトで見る)
地籍図は こちら をクリック。
なお、これは9枚を加工した全体図ですので、1枚ずつの鮮明なヤツも後日アップします。


木口屋詳細地図が完成しました。

2007-01-14 13:52:19 | 歴史・地理
敬称略。間違いは指摘ください!
①朝隈②加藤昌利③博幸④サチ⑤タカオ(看護婦さんの借家)⑥宮崎為雄・エミ⑦宮崎俊明⑧加藤友衛⑨加藤英樹⑩加藤?⑪末盛・サヤ⑫嘉三次⑬睦子⑭三島啓邦⑮三島タキ⑯恒雄⑰児玉育也⑱静香・アツ子⑲有村⑳満良・トミエ21.利夫・ノブコ22.児玉トミコ23.貞夫・ユミコ24.幸平25.国盛26.治穂27.宗夫28.トシ29.静栄30.政子31.幸男32.鹿篭窯33.栄応33-B(34の農協寄り).中村ひでお34.中村ヒロクニ35.中村ナミ・カツエ(岡原さんの借家)36.中村實男37.宮崎秀明38.常盛39.秀人40.中川41.定司42.加藤治香43.サツ44.西野45.前野47.二宮長円48.深水隍治49.加藤牧太50.二宮務51.?...52(48の右下).深水優・フミ

木口屋詳細地図