私の町吉備津

岡山市吉備津に住んでいます。何にやかにやと・・・

古事記を通して、この頃思うこと・・・・

2019-02-06 14:14:24 | 日記
 所謂「下へも置かぬ」饗応です。この見知らぬ門前にある木の上にいた壮夫<オトコ>が事前に虚空津日高だと言うことが分かっていたのでしょうが、どうしても、その人と娘を結ばせたいと思ったのでしょう、綿津見神は

     “為御饗、即令婚其女”
     <ミアヘシテ スナハチ ソノムスメヲ アハセマツリキ>

 強引にではないにしても、その場で、即座に、否応なしに二人を結婚させてしまったのです。若い二人の意思などは無視してと、この文章からは読めるのですが???
 この今から数十年ほど前まで続いていた大方の我が国の婚礼儀式の形式は、綿津見神の時代から何千もの昔から継続されてきたことなのですが、今の時代では、親が子供の結婚相手を勝手に決めるなんてことは大変な珍事になってしまっております。
 そのような二千年も昔からの、今はもうない時代背景が頭の中にこびりついて離れようとしない、「現代とは」と云う事を端から理解しようともしない、時代感覚の随分とずれている麻生とかいう大馬鹿大臣の言葉が問題になっているようですが!!!
 「今」と「昔」の違いをはっきりと見分けして、現代とは何かをはっきりと認識して、政治に生かすような鋭い感覚の為政者はいないのでしょうかね、その古ぼけ加減さが気になってしかたないぼけ老人の一言です。

 それにしても、あの薄笑い顔々々のなんて醜いことでしょう!!!!!あんな男がと、思っただけで気になって仕方のない今日この頃です     

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