
望洋−11(様々な入隊(続き4))
5.様々な入隊(続き4) 5.5.菅本博文 菅本博文は、学徒出陣で陸軍に入隊し、その後前橋陸軍予備士官学校に入学した。 昭和19年9月、卒業すると、海上挺進戦隊に入隊した。 ...

望洋−12(様々な入隊(続き5))
5.様々な入隊(続き5) 5.6.日本本籍以外の人々 船舶特幹隊に入隊した若者は、日本が本籍の者だけではなかった。 台湾、朝鮮、樺太の本籍地を持つ人々も入隊している。 ...

望洋−13(船舶特幹生の訓練)
6.船舶特幹生の訓練 6.1.船舶特幹生の入隊 全国から集まった第一次採用者は、昭和19年4月10日着隊すべしとの通知を受け、全国から香川県三豊郡豊浜...

望洋−14(船舶特幹生の訓練(続き))
6.船舶特幹生の訓練(続き) 6.2.豊浜での教練の日々 4月29日は天長節(天皇誕生日にあたる祝日)であった。 船...

望洋−15(船舶特幹生の訓練(続き2))
6.船舶特幹生の訓練(続き2) 6.3.小豆島へ移転(続き) 船舶幹部候補生隊が豊浜兵舎から小豆島への移動は、輸送船と大発で行われた。 次にその大発での移動の状況を述べる。 ...

望洋−16(海上挺進戦隊の発足)
7.海上挺進戦隊の発足 特攻艇の構想が具体的に持ち上がったのは、昭和19年(1944年)の4月のことである。 そして研究が進められ、同年7月8日に試作第1号艇が完成した。 こ...

望洋−17(海上挺進第四戦隊)
8.海上挺進第四戦隊 海上挺進第四戦隊は、陸士51期の金山少佐が戦隊長となり、通称は暁第16780部隊と呼ばれた。 次に中隊長が決まった。 <第四戦...

望洋−18(海上挺進第四戦隊(続き))
8.海上挺進第四戦隊(続き) 8.3.休暇・帰省 海上挺進戦隊が編成されると、2週間豊島・小豆島で訓練が行われた。 8月25日に特幹一期生の卒業式が行われ、翌日から㋹の特別訓...

望洋−19(望洋)
9.望洋 9.1.江田島、幸の浦 <海上挺進戦隊慰霊碑 幸の浦> 挺進隊の配備 昭和19年8月9日付けの軍令甲第107号の作戦命令により挺進戦隊の編成は...

望洋−20(望洋(続き))
9.望洋(続き) 9.3.幸ノ浦での㋹の訓練 豊浜で訓練した㋹は、120キロの爆雷を両側、操縦席の左右に抱えるように腕型の鉄がついており、甲一型と呼ばれていた。 幸ノ浦の㋹は...