
望洋ー112(若潮の塔の建設)
66.若潮会 若潮会設立の為の連絡委員会を設け、設立を目指した。 そしてまた、小豆島に慰霊塔の建設の実現に向かって動き出した。 連絡委員は第一期生の場合は各戦隊毎に、第二期生...

望洋ー111(挺進戦隊戦没者慰霊碑建立)
65.㋹会(続き) 65.4.海上挺進戦隊戦没者慰霊碑建立 広島県安芸郡(現江田島市)江田島町幸ノ浦町に海上挺進戦隊戦没者慰霊碑が建立され、昭和42年12月3日に、関係者350...

望洋−110(㋹会)
65.㋹会 戦後、生還した元特幹隊員や関係者が集まって特幹隊及び海上挺進戦隊を偲び、戦没者を追悼する会が様々できた。 その中で、主だった会について述べていきたい。 なお、今ま...

望洋−109(日本の復興)
64.日本の復興 昭和25年(1950年)2月、GFQは日本の日本の工業生産が戦前のレベルを回復したと発表した。 日本経済に復興の兆しが見えてきたのである。 しかし一連の引締...

望洋−108(戦後の混乱)
第9章 戦後 戦争のあとに残されたものは、大部分が廃墟となった都市と男手をとられて疲弊した農村、空きっ腹を抱えた国民であった。 戦争で死ぬことはなくなったが、新し...

望洋−107(戦争被害)
62.戦争被害 戦争被害の調査研究は日本の公私の機関によってなされてきた。 今日では日中戦争期をふくめて戦没者310 万人余、その内訳は軍人軍属230万人、沖縄住民を含む在外邦...

望洋−106(公職追放−2)
61.公職追放(続き) 61.2.就職禁止、退官、退職等に関する勅令 scapin-550およびscapin-548の発令に基づき、勅令「就職禁止、退官、...

望洋−105(公職追放)
61.公職追放 昭和21年(1946年)1月に追放すべき人物の範囲を示したGHQ覚書が出され、その覚書実施のため政府は2月に勅令「就職禁止、退官、退職等ニ関スル件」を公布し、公職...

望洋−104(軍国主義の排除)
60.軍国主義の排除 日本が受諾した「ポツダム宣言」の第6項は次のように書かれてあった。 6、吾等は世界から無責任な軍国主義が駆逐されるまでは、平和、安全、正義の新秩序は実現不...

望洋−103(プレスコード、ラジオコード)
59.GHQの言論統制(続き−2) 59.5.プレスコード 昭和20年9月10日の「新聞報道取締方針」「言論及び新聞の自由に関する覚書」(SCAPIN-16)が...